【高学年テーマ】食の達人になろう!食べ物を選ぶポイントってなんだろう?


2学期の小学部のテーマは「食」
ということで、高学年では「食の達人になろう!」というタイトルをつけて
どんな観点で食を選んでいけばいいか、
特に栄養と安全面について考えてみよう、ということでスタートしました。

みんなのお家では、
どんなふうに食べ物を選んでる?

おいしさ、値段、オーガニック・・・

子どもたちからはたくさん意見が出てきました。
子どもたちはいろんなことを知っていましたが、
それは自然派のライフスタイルをされているご家庭が多いからかもしれません。

 

次に、
栄養、安全という観点で、具体的な食品を見て考えてみました。

 

みんな毎日のように食べている、お米。
そして、みんなが大好きなカップヌードル。
この2つについて、深堀っていきました。

 

お米の産地や種類(コシヒカリや秋田こまちなど)、
玄米、白米、無洗米などがあることや、
作り方も農薬を使う方法、合鴨農法など化学肥料を使わない方法なども出てきました。

お米の粒をよく見ると、芯に白いものがあること、胚芽と呼ばれるものがあるらしい、ということも出てきました。

また、米袋が環境にやさしいものを使っていると書いてあることも発見。

 

次にカップヌードル。
こどもの森では自然派のご家庭が多い一方、お昼ごはんにカップ麺を食べる人も結構います。
保護者の方たちには、食についても親の価値観を押し付けるのではなく、
子どもの気持ちも尊重して食を選んでほしいとお伝えしています。

とはいえ、やはり育ちざかりの身体に必要な栄養素や、化学物質をなるべく摂取しないことについて
子どもたちに情報を知ってもらいたいという思いもあります。

大切な自分の身体を作るための食べ物。
そんな食の達人になってもらいたいな~という思いがスタッフにありました。

 

カップヌードルは
おいしい!味が濃い、簡単に作れる、といった面があるほか、
油が多い、添加物が多い、ナゾ肉が入っている、などの意見も。
カップめんに栄養なんてあるの?
身体によくない?
と言った疑問も出てきました。

パッケージにバイオマスが使われていることも発見。

 

普段何気なく口に入れている食べ物も、
こうやってよく見てみると、いろんなことに気づくことができておもしろいですね。

 

この後は、
栄養士さんやお米農家さんにゲストに来て頂いてお話を伺ったり
清涼飲料水を実際に作ってみる実験をしたり、
カップヌードルミュージアム見学をしたりします。

(A.M)