2024年度が始まり、あっという間に1週間がすぎました。子どもたちは、まるで新芽から葉が伸びるような、
みずみずしいエネルギーで満ちています。
遅まきながら、入学と進級を祝う会のようすを記録しておきます。
4月8日(月)。
桜が満開の中、2024年度の入学と進級を祝う会が開かれました。
今年は小学1年生8名、中学1年生6名が入学し、
低学年24名、高学年25名、中学部19名の、総勢68名の子どもたちと一緒に学んでいきます。
新入生たちは思い思いの服装で、少し緊張した面持ちで学校に集まってきました。
入学と進級を祝う会の始まりです。
新中1が、新小1の手を引きながら入場しました。
自分を見つめる力。
センス・オブ・ワンダー。
校長、JUNからお祝いの言葉の中で、1冊の本の紹介がありました。
「箕面こどもの森学園では、自分も人も大切にする、ということを大事にしています。
センス・オブ・ワンダーとは、驚いたな、不思議だな、と思う気持ちのこと。
自分を大切にすることは、自分自身を見つめて、
自分が何を感じているのかを見つめることから始まります」
自分を知ることは、この世界を知ることと深く繋がっています。
子どもたちはこれから、驚きと喜びに満ちた世界をたくさん発見していくでしょう。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!
「今年やってみたいこと」も、
十人十色。
後半は進級を祝う会です。
中3から順番に、今年1年どんなふうにすごしたいかを一言ずつ話しました。
「プロジェクトで自分のやりたいことをたくさんしたい」
ぜひ、おもいっきりやってほしいですね。
「中3なので、学習をしっかりやりたい」
卒業が見えてくると、進路の事が現実的になっていきますね。
「修学旅行の資金集めをがんばりたい」
高学年ならではの言葉ですね。今年はいくら稼げるでしょう。
「高学年になるとテーマがむずかしくなるから、がんばりたいです」
これは小4になった人の言葉。低学年の頃からしっかり高学年のテーマも見ていたから言える言葉ですね。
「腕ずもうを強くなりたいです」
いつも屈託なく笑う女の子。腕ずもうはめちゃくちゃ弱いのですが、それ自体を楽しんでいる姿がとってもすてきなのです。
「1年生となかよくなりたいです」
新しく入ってきた人をやさしく迎え入れようとする気持ちがにじむ、一言でした。
小1のみんなには、低学年担当スタッフぶっきーからインタビュー形式でひとこと言ってもらいました。
「今年やってみたいことは何ですか?」
「工作でロケットつくってみたいです」
「べんきょうです」
「ダンボールめいろをつくってみたいです」
「サッカーです」
みんな、やってみたいことをどんどんやっていってくださいね。
最後は在校生からの歌のプレゼントです。
3学期に集まって練習していました。
曲は
♪「こどもの森へようこそ」
♪「空も飛べるはず」
「こどもの森へようこそ」は、10年前にこどもの森にいた卒業生が作った歌で、
毎年入学式に歌われています。
卒業生と今いる子どもたちが、この歌を通してつながっています。
この子どもたちと、お子さんと一緒に入学してこられた保護者のみなさま、そしてスタッフたち。
みんなで箕面こどもの森学園をつくっていきます。
この1年も笑いあり、涙ありのたくさんの学びと物語が生まれますように。
(A.M)
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