10月16日(水)、今年度シーズン2、2回目の子育てカフェを開きました。
(シーズン2−①「型破りな子育て、一挙大公開!」のブログはこちら)
今回のテーマはずばり、「今のわたし、まるごとOK!」
子どもの自己肯定感を育むには、親のわたしの自己肯定感がとっても大事!
ということで、
自己肯定感とはそもそも何なのか、なぜ自己肯定感が必要なのか?
という話からスタートしました。
今回のメインファシリは坂本田鶴子さん。
ふだんはプロコーチのお仕事をされています。
自己肯定感は浮き輪に例えられます。
海の上で浮き輪があると、ゆったり海を楽しむことができます。
でも浮き輪がないと、海面に顔を出すことだけで精いっぱい。
つまり、自己肯定感という浮き輪がないと、生きてるだけで精一杯になってしまうんです。
では、あなたの自己肯定感が低いのはなぜでしょう。
それは、あなたのせいではないのです。
わたしたちの思考は、体験が元になって生まれます。
その思考の繰り返しのよって、「思い込み」が作られます。
自分なんてダメだ。という思い込みも、こうして作られます。
体験したことを、どう捉えるか。
その捉え方次第で、「思い込み」は変えることができるのです。
捉え方のメガネを変えてみましょう。
今回は、グループ内で1人の人に対し、みんなでその人に承認のシャワーを浴びせるというワークをしました。
「自分なんて」と感じている人に、違った視点から承認してもらう体験です。
「もしかして、自分ってイケてるのかも!」
この「かも!」という言葉をつけてみることで、
今までと違う視点でものごとが見られるようになります。
今まで自分自身がしてきたことに、「ありがとう」の気持ち、
「本当にお疲れさま」の気持ちを持って、ものごとを見てみましょう。
自分自身を愛しいたわってあげることが、自己肯定感を育むことなんですね。
最後はいつものように、サークルになって振り返りをしました。
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以下、参加者のみなさんからの気づきや感想です。
・演劇の中でいろんな人物が出てきて、みんなそこそこ愚か者。でも観客の立場から見るとその愚かな人間の紡ぎ出すストーリーがとてもステキに見える。自分も人生で恥ずかしい思いや苦しい思いをいっぱいしてきたけれど、家族たち登場人物がいて、その中で相関的に作り上げるストーリーは、みっともないかもしれないけど、いいもんだなと思えるようになってきました。自分の失敗も許せるようになってきた、という発見がありました。
・マイナスなところにばっかり目がいってしまうので、いいところを見つけられるスペシャリストになりたいと思いました。
・自分は自己肯定感が高いのだけど、妹は母の「お姉ちゃんすごいね、すごいね!」を聞きながら育ったからか、自己肯定感が低い。同じ親に育てられてても声のかけ方が違っていた。自分の娘にも同じようにしないようにしたい。
・自分の自己肯定感について考えたことがなかった。今日、話を聞いたりグループで話し合ったりしてよかったです。子どもにもいいことばかけをしていきたいと思いました。
・自己肯定感が高い人、低い人と分割されている感じがした。なんかもやっとしました。
→(たづこさんより。低いから良くないということではないけど、低いと生きづらいですよね。生きづらさを少しでも楽にするために、というふうに考えていただければ。)
・自分の親に対して優しく対応できない自分にモヤモヤしていたことを話したら、グループの人から「そうやって思うことが愛情の裏返し、どうでもいい人じゃないからそう思うのでは」と返ってきて、見方が変わってよかったです。
・自分は過干渉だった。愛していることと、行動の是非は違うんだということを思いました。
・やっぱり捉え方なんだなあと思いました。
・キーワードは言葉だと思った。自分の気持ちを言葉にすることで自分を大切にすることができる。言葉は力がある。自分にかける言葉も人にかける言葉も、プラスの言葉を選んでいきたいです。
・自己肯定感が高くなったり低くなったりするなあと感じた。仕事でうまくいくと高くなり、うまくいかないと低くなる。子育て中の親は、自分の内面と向き合いざるを得ないなあと思いました。
・初めて参加しました。過干渉な親だったので、自分は自己肯定感が低かった。子どもの自己肯定感を高める子育てがしたいと思っています。グループの人からいろんな事例が聞けてよかったです。
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ファシリテーターの鹿毛さんから。
子育ては適当にほったらかすのもいい。なんとかしなかればば強いとしんどい。
ほったらかされた方がいいことって、いろいろあります。
解釈と選択は自分の自由である。
同じくファシリの守安から。
自分が解釈すれば人生いかようにもなる。
今日はみなさんの内側に美しい宝石が見えるようでした。
まずは自分を大切にしてほしいなあと改めて思いました。
たづこさんから。
親がどれだけ自分らしくいれるかということに尽きる。
途中でいくらでもやり直せる。
みなさんのできる範囲でいいと思うことをすればいいと思います。
(A.M)
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〈子育てカフェ、今後の予定〉
第3回 11月13日(水) 「子どもの可能性を大きくひらくコツ」
第4回 12月11日(水) 「わたしの未来を描こう!」
*いずれも10時から12時
*日時は都合により変更になる場合があります
参加費:2000円(お茶付き)
定員:20名
*保育はありません。ご相談ください
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