子どもたちが7か月間かけて、みんなでつくった1泊二日の名古屋旅。
1日目は名古屋城、トヨタ技術産業記念館を見て回りました。
2日目は名古屋港水族館とリニア・鉄道館を回ります。
観光先に着いた時には必ずみんなで集まって
担当者からチケットをもらい、
最後に集まる場所と時間をしっかり確認します。
どの場面も、担当の子どもがその場をしきり、
スタッフは同行するというスタンス。
子どもたちは各自、自分の役割をしっかりと果たし
そうやって旅は順調に進んでいきました。
第2話はこちら
【高学年】みんなでつくった修学旅行 ②驚愕。宿泊費無料のお宿。
一同、宿を出発し
向かうは名古屋港水族館。
朝8時20分。
宿の方にお礼を言って、さあ2日目の観光がスタートです。
行きは真っ暗だった駅までの道が
きれいな池のほとりを歩いていたことがわかりました。
宿の最寄駅、南大高駅。
ここで切符購入担当がみんなの切符を買ってくれて
JRに乗車。
続いて乗り換え駅の金山で、名古屋市営地下鉄に乗車。
ルートを確認しながら進みます。
予定通り、名古屋港水族館に到着!
近くに大きな船も。南極観測船「ふじ」でした。
「おお~、着いた!」
「船にヘリコプターが載ってる!」
「かっこいいなー」
「『ふじ』って書いてあるでー」
ここで先に集合写真を撮りました。
今日も2つの施設を見て回るので、時間がタイト!
水族館は開園と同時に入る計画です。
水族館のチケット購入担当がみんなにチケットを配り、
6年生が昼食代1000円をみんなに配ってくれました。
なんと今年の高学年はお金持ちなので、昼食代も出せるのです。
スタッフの分も出してもらいました。
ここで誰かが聞きました。
「ねえ、お釣りが出たらどうするん?」
「どうしよ」
「やっぱ返すんちゃう?」
「そうやな。じゃあレシートと一緒にお釣りを返してください」
お釣りは返すことをみんなで確認。
こういうちょっとした疑問もスタッフは答えず、子どもたちが話し合って決めていきます。
だって子どものお金のことなので、スタッフが勝手に判断できないからです。
広い館内を自由に見て回り、
イルカショーを楽しんで
フードコートで食べたいものを注文。
12:50に集合することを確認して、ここからは自由行動。
水族館の入口を入ると、まず目に入るのは大きな水槽。
子どもたちが作ったしおりの水族館の紹介ページに
「日本にはシャチが7頭しかいませんが、そのうちの3頭はこの名古屋港水族館にいます」
と書かれていて、どうやらシャチが目玉のようでした。
南館と北館が連絡通路でつながっていて、
とにかく広い!
イルカショーを見ました。
大迫力!
しかも直後に大きなモニターにリプレイが流れ、観客はわくわくが止まりません。
12時前になると、三々五々、フードコートに集まってきました。
ここで好きなものを注文します。
フードコートとはいえ、あんかけパスタ、きしめんなど、しっかり名古屋飯が食べられます。
食後は残った時間めいっぱい展示室を見て回り、
おみやげを買う担当の人たちは、早目にミュージアムショップへ。
館内が広すぎて、道に迷う人続出。
スタッフも迷ってしまい、長い展示ルートを小走りで通り過ぎ、
すっかり汗をかいてしまいました笑
ショップにはかわいい海の生き物たちのグッズがたくさん!
思わず笑顔に。
今回、一人だけ参加しないことを決めた4年生へのおみやげと
他のクラスへのおみやげを選びました。
13時。
広い水族館のすべてを見ることができないまま、名残惜しいですが
次の観光先、リニア・鉄道館に向かいます。
ここまでは計画通り、ことが進んでいます。
ここからは、リニア・鉄道館への道案内担当者が先導してくれました。
そして、
ここから計画が狂っていくのです・・・
つづく。
(A.M)