【高学年】みんなでつくった修学旅行 ③水族館と名古屋メシを満喫。


子どもたちが7か月間かけて、みんなでつくった1泊二日の名古屋旅。
1日目は名古屋城、トヨタ技術産業記念館を見て回りました。
2日目は名古屋港水族館とリニア・鉄道館を回ります。

観光先に着いた時には必ずみんなで集まって
担当者からチケットをもらい、
最後に集まる場所と時間をしっかり確認します。

どの場面も、担当の子どもがその場をしきり、
スタッフは同行するというスタンス。

子どもたちは各自、自分の役割をしっかりと果たし
そうやって旅は順調に進んでいきました。

第2話はこちら
【高学年】みんなでつくった修学旅行 ②驚愕。宿泊費無料のお宿。

 


 

一同、宿を出発し
向かうは名古屋港水族館。

朝8時20分。
宿の方にお礼を言って、さあ2日目の観光がスタートです。
行きは真っ暗だった駅までの道が
きれいな池のほとりを歩いていたことがわかりました。

宿の最寄駅、南大高駅。

ここで切符購入担当がみんなの切符を買ってくれて
JRに乗車。
続いて乗り換え駅の金山で、名古屋市営地下鉄に乗車。

ルートを確認しながら進みます。

 

予定通り、名古屋港水族館に到着!
近くに大きな船も。南極観測船「ふじ」でした。


「おお~、着いた!」
「船にヘリコプターが載ってる!」
「かっこいいなー」
「『ふじ』って書いてあるでー」

ここで先に集合写真を撮りました。

今日も2つの施設を見て回るので、時間がタイト!
水族館は開園と同時に入る計画です。

水族館のチケット購入担当がみんなにチケットを配り、
6年生が昼食代1000円をみんなに配ってくれました。


なんと今年の高学年はお金持ちなので、昼食代も出せるのです。
スタッフの分も出してもらいました。

ここで誰かが聞きました。
「ねえ、お釣りが出たらどうするん?」
「どうしよ」
「やっぱ返すんちゃう?」
「そうやな。じゃあレシートと一緒にお釣りを返してください」

お釣りは返すことをみんなで確認。
こういうちょっとした疑問もスタッフは答えず、子どもたちが話し合って決めていきます。
だって子どものお金のことなので、スタッフが勝手に判断できないからです。

 

広い館内を自由に見て回り、
イルカショーを楽しんで
フードコートで食べたいものを注文。

12:50に集合することを確認して、ここからは自由行動。
水族館の入口を入ると、まず目に入るのは大きな水槽。

子どもたちが作ったしおりの水族館の紹介ページに
「日本にはシャチが7頭しかいませんが、そのうちの3頭はこの名古屋港水族館にいます」
と書かれていて、どうやらシャチが目玉のようでした。

南館と北館が連絡通路でつながっていて、
とにかく広い!

 

シロイルカのベルーガ。 かわいくて愛嬌たっぷりです。

 

イルカショーを見ました。
大迫力!
しかも直後に大きなモニターにリプレイが流れ、観客はわくわくが止まりません。

3頭が同時にジャンプ!息ぴったり。

 

12時前になると、三々五々、フードコートに集まってきました。
ここで好きなものを注文します。
フードコートとはいえ、あんかけパスタ、きしめんなど、しっかり名古屋飯が食べられます。

 

食後は残った時間めいっぱい展示室を見て回り、
おみやげを買う担当の人たちは、早目にミュージアムショップへ。
館内が広すぎて、道に迷う人続出。
スタッフも迷ってしまい、長い展示ルートを小走りで通り過ぎ、
すっかり汗をかいてしまいました笑

ショップにはかわいい海の生き物たちのグッズがたくさん!
思わず笑顔に。

今回、一人だけ参加しないことを決めた4年生へのおみやげと
他のクラスへのおみやげを選びました。

 

13時。
広い水族館のすべてを見ることができないまま、名残惜しいですが
次の観光先、リニア・鉄道館に向かいます。
ここまでは計画通り、ことが進んでいます。

ここからは、リニア・鉄道館への道案内担当者が先導してくれました。

そして、
ここから計画が狂っていくのです・・・

つづく。

(A.M)