なぜ「こども基本法」をテーマにしたのか?
4月から施行された「こども基本法」
ようやくこどもの権利が法律になりました。
肝心の子どもたちにそのことを知ってもらいたいと思って、1学期の学習テーマに決めたのです。
高学年は3つのグループに分かれて活動を開始。
子どもの気持ちをアートで表現する「アートグループ」
こども基本法の絵本づくりをする「絵本グループ」
自分が探究したい小テーマに取り組む「個人グループ」
高学年では基本、一人一人が関心のある小テーマを決めて各自で取り組んでいくスタイルなのですが、
今回グループ活動をメインに据えたのは、1学期で小4の人たちが個人での探究活動にまだ慣れていないからです。
今回グループ活動をメインに据えたのは、1学期で小4の人たちが個人での探究活動にまだ慣れていないからです。
スタッフが大枠の道筋を提示して、あとは子どもたちと話し合いながら活動を作っていきました。
発表当日は、一人一人が取り組んだ学びのまとめを紹介しました。
ブース発表、プチステージ発表の2パターンの中から、自分がやりたい方を選んで発表しました。
子どもたちは子どもの権利について、どこかよその世界で起きていることではなく、しっかり自分ごととしてとらえていました。
みんなでつくった絵本「言わせて!みんなの意見~こどもの権利って知ってる?~」
「絵本グループ」の子どもたちは、学習が始まってから毎回、作品作りに没頭していました。
その中で自分の経験や友だちの経験をもとに、おとなに言いたい子どもの権利について絵と文を書いていきました。
そして最後のページは、
「こどもだけでなく、大人にも気持ちがある。だからお互いがいやな気持にならないようにするためにどうしたらいいか」
というところまで表現することができました。
「こどもだけでなく、大人にも気持ちがある。だからお互いがいやな気持にならないようにするためにどうしたらいいか」
というところまで表現することができました。
子どもがおとなの気持ちにまで配慮してくれていたことに、正直びっくりしましたし、
子どもから大切にされていることを感じて、心があたたかくなりました。
子どもから大切にされていることを感じて、心があたたかくなりました。
絵も文もとってもすてきで、発表を見てくださった方たちから「ぜひ出版を」と言われています。
まだまだスタートしたばかりの「こども基本法」
子どもが自分らしく生きていくために、こどもの権利について多くの人が知ることが、とっても重要だと感じます。
子どもが自分らしく生きていくために、こどもの権利について多くの人が知ることが、とっても重要だと感じます。
会場では、発表を聞いた保護者の方同士も「こどもの権利」について対話がひろがっていました。
保護者や会員さんもたくさん詰めかけ、あちこちのブースで子どもたちの発表を聞いていただき、質問や感想を伝えていただきました。
見に来てくださった方たちからは、
「こうやって子どもとおとなが一緒に学ぶことの大切さを改めて思いました」とか
「感動でした!子どもたちに教えられました」
といったうれしいお声が。
中には、感動で涙される方も。
わたしも思わずもらい泣きしてしまいました。
わたしも思わずもらい泣きしてしまいました。
そんな子どもたちの発表のようすは、
7月7日(金)17時より、NHKの「ニュースきん5時」で放送されるそうです。
繋がりに感謝。
そして、このたびNHKの取材が実現したのは、内閣官房こども政策参与、辻由起子さんのおかげです。
ゆきこさんは5月に、元こども家庭庁設置準備室長の谷内繁さんと一緒にこどもの森に見学に来られました。
その際に書かれたブログを読んだ記者の方に、ゆきこさんがこどもの森の実践を大絶賛してくださったのです。
その際に書かれたブログを読んだ記者の方に、ゆきこさんがこどもの森の実践を大絶賛してくださったのです。
ゆきこさんがこどもの森について書いてくださったブログはこちら↓
ゆきこさん、本当にありがとうございます!
NHKの井上さん、吉永さんも、大変共感して取材していただき、感謝感謝です!
(A.M)