【高学年・選択プログラム】サイエンス:動く仕組みを作ってみよう!


サイエンスでの体験

高学年のサイエンスは、単に「科学」に留まらず、「興味を持ってやってみる」「うまくいかなくても挫けない」「どうしてそうなったのか、考えながら何度もトライしてみる」ということを体験する機会です。
その過程で、友達とお互いにアドバイスし合ったり、作業を助け合ったりする「協働」も体験します。

学習計画

前の週の学習計画の時に、担当スタッフが3つの仕組み「クランク」「カム」「歯車」の見本を見せながら、当日にやりたいことを説明しました。
スタッフも3回ほど失敗したこと、なんとか動くようになったけれど、まだ改良が必要な部分があることを伝えました。
見本が功を奏したのか、たくさんの人が選択してくれました。

いざ、本番!

手順は
箱を選ぶ
自分がやりたい仕組みを選ぶ
仕組みを作る
箱に仕組みをセットする
絵を描きたい人は描く

クランクをやってみる人が多く、飛び出す部分の動きに触発されて、サメや猫の絵を貼る人もいました。見本は1つだけのクランクでしたが、2つの連続したものを作ってみる人もいました。

歯車を選択した人は、2つの歯車がなかなかうまく噛み合わず苦戦していました。隣の人と相談してアイデアを出し合ったり、作業を分担し合ったりするうちに、自然にチームとして取り組んでいる人達もいました。

カムを選択した人は、動きがスムーズになるように、最後まで微調整を繰り返していました。

見本はあったけれども、見本にとらわれず、自由にチャレンジする人達を見て、スタッフの方がワクワクしました。

続きはプロジェクトで

サイエンスの時間だけで完成しなかった人の中には、プロジェクトで続きをやりたいと言っている人がいました。
サイエンスの時間でやれることは多くはないですが、これをきっかけに、自分なりの探究を深めてくれるとうれしいなと思います。(NY)