校庭の水はけが悪い…
最近「学校の校庭の水はけが悪いね。」と話していました。
校庭でサッカーなどのプロジェクトをしたくてもできないことが何度かありました。
どうしたら水はけが良くなるか保護者で土壌改善に詳しい人に聞いてみると、「土が固くなっていて、隙間がないから水が浸透しにくくなってるのでは?」ということを教えてくれました。
校庭の土を掘ってみよう!
「少し掘ってやわらかくするだけでも良くなると思う」と教えてもらったので、早速低学年の人たちでテーマの時間を使って掘ってみることにしました。
・土ってこんなかたいんだ!
・掘ったら下から石出てきたよ。
・思ってたより大変、、、
いろんな声が聞こえながら1コマ掘り続けました。無心に掘る時間は熱中できる楽しい時間だったようです。
だけど、校庭は凸凹に
ですが、1コマ終わった後には、校庭はデコボコ。
高学年の人からは
「なんで校庭こんなにデコボコなん?」との声が。
低学年の人たちもトンボを使ってならしてくれた人はいたのですが、本当に平にするにはなかなか難しかったようです。
気にしていた1人の人は、その後プロジェクトの時間をつかってならしてくれました。
それでだいぶ平になったのですが、まだまだデコボコだったのでスタッフは、来週の昼休みにまた声をかけて続きをしようと思っていました。
自分たちで使う校庭やからな〜高学年の人たちの登場〜
そう思って放課後過ごしていたら、なんと校庭で高学年の人たちが熱心に校庭をならしてくれていました。
「自分たちが使う校庭やからな。」
「サッカーやるとき困っててん。」
といって人が集まり、最後はとても綺麗な状態に仕上がっていました〜
「俺ら放課後耕しクラブやねん。」
「畑も復活させようや!」
みんなのリレーでとても綺麗な校庭になりました。
改めて身の回りの環境に目を向けてみたり、手入れをしてみるのは素敵なことですね。
誰かの興味からの行動が連鎖していった日でした。
※テーマとは
箕面こどもの森学園では、「テーマ」といって一つのテーマについて1学期間を通して学ぶ時間があります。
2024年度1学期の低学年クラスのテーマは「砂・土・石〜くつのしたのふしぎ〜」です。
いつも踏み歩いているくつのしたに目を向けてみて、気になることを探究しています。
(T.Y)