かたくり粉をつくろう!


サイエンスの時間にじゃがいもからかたくり粉を取り出す実験をしました。かたくり粉と言いながら、かたくりのでんぷんではなくて、じゃがいものでんぷんを代用で使っていること、さつまいものでんぷんはわらび餅用の粉として代用されていること、光合成のこと(CO2を原料に、葉っぱでつくられたブドウ糖が形を変え、でんぷんとしてイモに蓄えられていること)を、最初にレクチャーしました。

その後、でんぷんづくりに取り掛かりました。やり方はとっても簡単です。すりおろしたじゃがいもをガーゼにとって、水をかけて絞ります。すると、水の中の下の方にでんぷんが沈殿してきます。最初の水の色は赤い色ですが、何度か上澄み液を取り換えて、水の色が透明になったら、沈殿しているでんぷんをフィルターの上に取り出して、水を絞ります。すると、少し湿った状態のでんぷん(かたくり粉)ができあがり。

 

 

  

~選択した人達の感想~
-じゃがいもからかたくり粉が取れるってびっくり
-こんなに少ししか取れないから値段が高そう
-じゃがいもの色(うすい黄色)→上澄み液の色(赤)→でんぷんの色(白)と色が変化するのがおもしろかった
-じゃがいもを絞った液を煮詰めたらでんぷんがでてくると思っていたら、水の底にたまっていたのでびっくりした

 

次回、でんぷんを取り扱うことがあるとしたら、甘藷(さつまいも)のでんぷんもやってみたいし、くず粉も気になっています。(NY)