テーマ学習:国際理解「ミゲルさんのペルーのお話」


ペルー出身のミゲル・ポンセさんからペルーの国についてオンラインでお話を聞きました。

南米のペルー、チリ、ボリビアなどの地域はアンデス山脈が縦に連なり、アンデス地方と呼ばれています。赤道を横切り、とても複雑な地形と気候になっています。

まず最初にペルーの国の面積、人口、首都などについて、日本と比べてどうだろう?とみんなで考えました。ペルーは日本より面積が大きいけれど、人口は5分の1ぐらいだという事を知りました。

 

首都リマは海岸近くにありますが、すぐそばが断崖絶壁で海に続く風景に驚きます。

 

ペルーは砂漠が多く、ラクダに似たリャマやアルパカなどが標高の高い土地に住んでいて、それらの毛を刈って服を仕立てて着ているそうです。古代遺跡のマチュピチュ(古い年取った山の意味)の近くでも見ることができるそうです。

  

また、アマゾンのジャングルでは、ジャガーやトカゲ、全長90㎝もある色鮮やかなインコなどめずらしい動物が見られます。

 

「インコはどうしてここにたくさんいるのでしょうか?」というミゲルさんの質問に「食べ物があるからー」「巣があるからー」など子どもたちが答えると・・・

「山にたくさんいます。なぜかというと、山肌の土を食べてお腹の中をきれいにするためですよ」という答えでした。

標高3960mにあるティティカカ湖には、ウロス族の人たちが生活していて、アシの船を作り、湖の魚をとって町に売りに行くという事でした。鮮やかな民族衣装が素敵です。

ミゲルさんにペルーで話されている言葉、スペイン語で「オラ(こんにちは)」「グラシャス(ありがとう)」「アディオス(さようなら)」のあいさつを教えてもらったり、ソルという単位のお金やアンデスの楽器の紹介をしていただきました。

「ふだんどんな食べ物をたべていますか」や「アマゾンにピラニアはいますか」という子どもたちの質問には、「リマより北の海に近いところなので魚をよく食べます。ピラニアはいるけど、あまりおいしくないです。」と答えてくださいました。

最後にみんなで写真を撮った後は、「グラシャス!」「アディオス!」と画面の前でミゲルさんに手をふってお別れしました。

ペルーという国がある事を知らなかった人、聞いたことはあるけれど今日いろいろなことを知れてよかったという人の声を聞き、今回をきっかけに、色々な国や地域に興味を持ち、世界に関心を広げて行ってほしいと思いました。

ミゲルさん、今日はペルーのいろいろなお話をありがとうございました!

M.Y