5月17日(火)に畑づくりグループの4人の子どもたちとスタッフで、箕面市の西にある、新稲(にいな)の畑に見学に行きました。
箕面駅から徒歩約10分のところにあるTさんの畑では無農薬でいろいろな野菜を育てられています。きゅうり、スイカ、玉ねぎ、トマト、とうもろこし、とうがんなどが広い畑の畝の中にきれいに植えられていました。
1年生のYさんから「虫よけスプレーはしていますか?」の質問にTさんは「かけてもその時だけやから手でとらんとしかたないな~。虫も全然おらんとこまるからなぁ~。虫が花粉を運ぶからな~。」といわれました。野菜につく害虫の駆除ににんにくやトウガラシ入りのスプレーをかけますが、効き目はそんなに強くないので、毎日畑へ行っては悪い虫を手でつまんで退治されているそうです。害虫除けにネギを植えたりもしますが、やはり毎日野菜を観察してめんどうをみることが野菜を育てるのに大事なことだということでした。鳥やイタチにやっと大きくなった実を食べられてしまうこともなんどもあるということですが、イタチは保護されているので退治はできないそうです。
6年生のMさんの「あっ、イチゴがある!!」という声に「エッ!!」「わぁ、ほんまや!!」。
こどもたちが後ろを振り向くと、大きなネットの中に赤いイチゴがあちらこちらに成っていました。Tさんが「イチゴたべるかぁ?こっちにおいで。」と言ってくださって、思いがけず、ドキドキわくわく。一年かけて大切に育てられたおいしいイチゴを採られせていただき食べながらTさんからトマトやとうもろこしの育て方や肥料の話、保水、雑草よけにマルチを張ることや水やりの方法などを教えていただきました。畑のまわりには自然に生えたポピーやコスモスの花も咲いていてとてもきれいでした。
最後に黄色い菊菜の花や玉ねぎ、レタス、セロリなどをおみやげにいただいて、こどもたちはとてもうれしそうに午後の畑作りに学校に向かいました。
Tさん本当にありがとうございました!またこれからも色々と教えてくださいね。
(M.Y)