ドッキドキのラジオ収録!~音楽おまとめ会をしました~


今回の音楽おまとめ会のメインは、なんとラジオ収録!

みのおFMの「歌ってきょうも元気!」という番組で

子どもたちの歌声を流しませんか?という風に声かけをいただきました。

 

 

こどもの森では、選択プログラムで音楽があります。

その発表を「音楽おまとめ会」と呼び、学期に1度実施しています。

今回は低学年、高学年のそれぞれのステージと、

講師のまぎにゃん、タクティによるスペシャルステージ。

その様子をお伝えします♪

 

一生懸命練習した、楽器演奏ステージ

最初に音楽A(低学年)の人の楽器演奏です。

 

曲は坂本九の「上を向いて歩こう」。

低学年の人はほとんどがこの曲を知らない状態でのスタートでしたが、

練習していくうちにだんだんと曲も好きになり、楽しんで演奏していました。

 

 

ちなみに、この曲に楽しく触れたりリズムの練習をするために

音楽の時間にはみんなでカップスをやっていました。

カップを手でたたいたり、くるっとひっくり返したり、

机にコツンと当てて音を出したり。

最初はバラバラだったけど、回を重ねるごとに心がひとつになっていきました。

 

 

次に音楽B(高学年)による「星巡りの歌」。

この曲は宮沢賢治が作詞作曲した、星座を題材とした素敵な曲です。

ひとりひとりはよく練習して、できた!と思っても、

みんなで合わせるとバラバラ…ということがしばらく続きましたが、

練習の成果が出て、本番では今までで一番息の合った演奏でした。

木琴や鉄琴、アコーディオン、三線など

初めて触れる学期に挑戦した人もたくさんいました。

 

 

ドッキドキのラジオ収録

続いては、今回のメインでもあるラジオ収録。

音楽Aの人は、楽器演奏と同じ曲の「上を向いて歩こう」を歌いました。

 

ギターの伴奏が流れ、いざ、歌おう!

…としたとき、みんなの口は開いているのに声は出ません。

私は横から見ていたのですが、とっっっっても緊張している様子が伝わってきました。

そりゃそうですよね。目の前で録音用のマイクを構えられているのですから!

 

 

「大丈夫!いつもどおりでいいよ~!」と声をかけ、

もう一度挑戦。

 

2回目はみんなで一斉に歌いだしました!

お客さんもにこやかに聴いてくれています。

いつも通り、元気な歌声がラジオに収録されました。

無事終わり、ほっとした表情。

 

 

次は、音楽Bの人の収録。

NHK朝の連続ドラマ小説「らんまん」の主題歌にもなっているあいみょんの「愛の花」。

そして、楽器演奏もした「星巡りの歌」。

表情はどことなく固い様子でしたが、Aの人とはまた違った

しっとりした歌声で、曲の雰囲気ととてもよくマッチしていました。

「愛の花」は朝ドラの主題歌ということもあり、

お客さんでも知っている人がたくさんいる様子でした。

「星巡りの歌」は星座をめぐっていく歌詞がとてもきれいです。

楽器演奏ももちろん素敵ですが、歌うと歌詞が聴こえてきて

本当に星巡りをしている気分になります。

 

これぞプロの技!!

最後に、音楽の講師として来ていただいている

まぎにゃんとタクティによるスペシャルステージです!

 

1曲目はまぎにゃんのピアノ、タクティのカホン、ツリーチャイムによる即興演奏。

「ほたるこい」と「たなばたさま」の2曲をテーマに演奏してくれました。

とても幻想的な演奏にうっとり…

キラキラしたまぎにゃんのピアノと、いろいろな音が飛び出してくるタクティのカホン。

普段音楽を教えてもらっている時とはまたちがったお二人の様子に子どもたちもびっくり!

 

「今の演奏、2人で練習していないんだよ!即興って、そういう意味なんだよ!」

というと

「えーーーーっっっ!!!」

と驚きの声が上がりました。

 

最後の曲は、会場のみんなの手拍子と歌声と一緒に「オー・シャンゼリゼ」。

楽しく明るくおまとめ会が幕を閉じました。

 

おまとめ会を終えて

1学期のおまとめ会も、無事に終了しました。

ここで音楽を選択した人の感想を紹介します。

・はじめは知らない曲でいやだったけど、練習していったら楽しくなった。

・やったことのない楽器に挑戦できてよかった。

・ラジオで緊張したけどうまく歌えてよかった。

・ちょっと間違えたところもあるけど、楽しかった。

・初めてピアノで両手で弾けて良かった。

 

 

毎学期、子どもたちもとても楽しみにしているおまとめ会。

音楽を選択している人は、この日に向けて一生懸命練習して、ドキドキのステージを終えました。

選択していない人も、お客さんとして聴きに来てくれて応援して一緒に楽しんでくれました。

また次回は、どんなメンバーでどんな演奏が聴けるのか楽しみです。

 

(K.Y)