低学年のことば共同で「小さな保育室 こっこ」主宰の山崎淳子さんに来ていただきました。
まずは軽く体を動かします。
山崎さんの動きを真似て、手をたたいたり足を鳴らしたりジャンプしたり。
「動」の活動の後は今日のメイン、「静」の活動がスタートです。
最初はライアーという弦楽器の演奏を聴かせてもらいました。
ライアーの優しい音色と日の光が調和して、なんとも穏やかな時間でした。
気持ちよくなってうとうと眠たくなる人もいます。
そのあとは「かぜのかみとこども」のお話。
村の子どもたちが遊んでいると、見知らぬ男がやってきて、
栗や柿や梨がいっぱいなっているところに連れていってやろうと言います。
男は尻からしっぽのような長い物をひっぱりだすと、子どもたちを乗せ、
ごーっと天に舞い上がりました。
子どもたちは、おなかいっぱい果物を食べさせてもらうのですが、
置き去りにされてしまいます。
やがてあたりはまっ暗になり……。
(福音館書店より)
絵本を読むわけでも、朗読をするわけでもなく、
山崎さんのことばと表情、少しの動きで表現されるそのお話にみんな引き込まれていました。
それぞれにお話しの続きを想像しながら聴いています。
最後にもういちどライアーの演奏を聴かせていただきました。
「静けさの中で聴く」すてきな時間をつくっていただきました。
また新しい表現方法を知ることができました。
ありがとうございました!
Y.K