2021年度1学期小学部のテーマは、「平和のレシピ～自分から始まる平和な地球～」
4月から高学年低学年がそれぞれクラスごとに取り組んでいます。
今回は高学年の学びのようすをご紹介します。
１，自分との平和
平和はまず、自分から始まります。
自分を大切にすることが、自分の平和につながります。
子どもたちに、どんな時自分を大切にしているかをたずねてみました。
すると・・・
・自由
・好きなことをする
・笑う
・安心
・学校に通えてる
・休む
・自己肯定感
逆に、自分を大切にしていないときは？
・不安
・無理しているとき
・自分がきらい
・楽しいふり
・劣等感
・まわりに合わせる
・自分の気持ちを言えない、大切にしてない
・ピエロのふり
・自分を責めているとき
・自暴自棄
ネイティブアメリカンに、「ファーストピース」ということばがあります。
１番初めの平和は、人の魂の中に生まれ、
2番目の平和は2人の人の間に、3番目の平和は２つの国の間で起こるものと言われています。
世界が平和になるためには、このファーストピースから始めることなんですね。
そこで、子どもたちに「自分との平和MAP」を書いてもらいました。
左には平和じゃないとき、右には平和なときを書き込みます。
そして、平和でない状態が平和になるためには、どうしたらいいか考えてもらいました。
それでも、どうしても自分はダメだと思ってしまうとき、
今の自分の命の先に数えきれない数のご先祖さまとのつながりがあること、
この奇跡の星地球に生まれてきたことを思い出してもらえたら、
こんな自分でも価値がある存在なんだ、という想いが感じられるかもしれないと思いました。
最後に、目をつぶって胸に手を当て、一人ひとりの中に光があることを感じてもらう時間を持ちました。
どんな人も、一人ひとりかけがえのない存在であることを、
まず自分自身に感じられる人になってほしいと願っています。
（A.M）