にじみ絵


画用紙を濡らして、赤青黄色の水彩絵の具をつけた筆を思いのままにすべらせていく~。何かを描こうとせずにただ思いのままに~。ルールは、色をかえる時は筆をよく洗ってから…。

そんな話をしてから、用意が整った人から筆をすべらせていきました。

初めは赤・黄色・青の色それぞれバラバラの場所に色を置いていましたが、画用紙がぬれているので、少しずつ交わっていきます。赤・黄色・青が混じりあっていろんな色があらわれ、筆を洗う水の色も変化していきます。にじみ絵の醍醐味です。

最後のふりかえりでは、「いろんな色が画用紙にあらわれてきた~」「色同士が混じりあって新しい色になって面白かった」「色っていろんな色があるなぁ~って思った」「絵具を洗っているとき、全部色を混ぜたけど黒色にはならなかった」という発言があり、なんだか人と人の交わりのような深いものを感じました。(YN)