高学年のサイエンスの時間に、砂と水を使って川の模型を作って、流れを観察する実験を実施しました。
最初にスタッフから、川のカーブの内側の家と、カーブの外側の家のどちらを選びますか?というクイズが出されました。
4チームそれぞれに相談しながら実験を進め、クイズの答えを考えていきます。
川のカーブを急にしたり緩やかにしたり、水の勢いを強めたり弱めたり、チームごとにいろんなアイデアを試しました。
途中で雨が降り出して、慌ててタープを出したりしましたが、話し合いながら楽しく実験を進めました。
実験が終わった後、クイズの答えと、なぜそう思ったのかをチームで話し合って発表しました。
クイズの答えは「川のカーブの内側の家を選ぶ。」で、理由は「カーブの外側は水の流れが急で岸が崩れやすいから。」でした。
実験結果の発表の後、川について少し話し合っみました。
「自分が魚だったら、まっすぐな川とくねくねした川のどちらに住みたい?」という問いかけには、「くねくねした川の方が、いろんな場所があって楽しそう。」という答えが返ってきました。
また、「自分が工事する人だったら、まっすぐな川とくねくねした川のどちらに堤防を作りたい?」という問いかけには、「まっすぐな川の方が作りやすそう。」という答えが返ってきました。
プログラムの終わりに、①難しかったこと、➁もう一度同じ実験をするとしたらどんなことをしてみたいか、③おもしろかったこと、を、各チームで話し合って発表しました。
人間の都合と魚の都合の両方がかなえられるような楽しい川、多様性のある川を守り、川の恵みを享受したいものです。
川の実験の準備物
板
砂
ペットボトル
ペットボトル用の水差しキャップ
つまようじ(川岸に刺して倒れ方をみる)
(NY)