今学期のテーマは『気候変動~地球とわたし~』。
中学生の発表があって、小学生の発表を学校でした後に、今回は箕面市立多文化交流センターを会場としてお借りして「地球レスキューこどもの森会議」を行いました!
※中学生の発表の様子はこちら!
※小学部の発表の様子はこちら!
地球を真ん中に置き、議長・ボード書記・記録の三役が前に座って、全体司会の進行でスタート。
会議本番の前に、低学年のジオラマグループの発表がありました。
ジオラマグループでは、理想の地球をイメージしてそれをいろんな素材を使って模造紙に描いていきました。
この日はそれを掲示して、ひとつひとつ説明していきました。
サバンナ・ウータン・海・北極・もったいないのゾーンに分けて作りました。
聞いた話や調べたことをもとに絵の説明をして、自然豊かな地球のイメージを伝えてくれました。
美しい地球のイメージができたところで、いよいよ会議に臨みます。
司会の人から議長へマイクを渡し、会議の説明がありました。
事前に校内にポストを置いて、話し合いたい内容や、地球のためにできることのアイデアを募集していました。
それを会議の前日に整理していました↓
・キッチンで水を出すとき、一本のぼうになって水が出てくるモードよりも、シャワーみたいに出てくるモードの方がエコらしい
・ペットボトルの飲み物をできるだけ持って来ないようにする。
・うちわかせんすをもってくる
・明るいときは電気を消す
・昼休みは電気を消す
・一年に何回かエコウィークをつくる
・3Fの人工しばのあつさを利用できる仕組みを考える
などのアイデアが集まっていました。
これを議案として印刷した紙を、ファミリーグループごとに配布。
それをもとにグループごとに、どれができるか、どれはやらなくていいと考えるか、について話し合いました。
時間が来ても話は尽きない感じでしたが、一旦終わりにして全体でシェア。
グループごとの意見を集めて、実行することを決め、まだ決めきれない部分は改めて全校集会で話し合っていくことになりました。
最後に、今回のテーマで学習の中の講師として来てくださった、みのおアジェンダ21の会の方、ウータン・森と生活を考える会の方、CASA(地球環境市民会議)の方にコメントをいただきました。
今学期を通して、いろいろとご協力いただき、本当にありがとうございました。
会議の後の昼休みは、学習室の電気が消されるようになり、キッチンの水道はシャワーモードに固定できるようにテープが貼られていました。
自分たちで地球環境への課題に向き合い、自分の興味関心に沿って学んでまとめて発表し、それを活かしてみんなで会議をすることにより、多くの人がこの地球課題に主体的に取り組む姿勢が身に付いていったのだと思います。
これからこの取り組みが継続できるように、進めていけるといいですね。今後の子どもたちのアクションも楽しみです。
(J.S.)