【低学年】こどもの森城をつくろう!〜みんなでやるから楽しいことをやろう〜


 

自分たちで丸一日学習時間をコーディネートしてみたい!

低学年集会では、年に1回ほど子どもたちから「オリジナルコマ」をしたいという提案があるときがあります。

「オリジナルコマ」とは、「学習時間を自分たちでコーディネートしてみたい!」という今の5年生の声から始まったもので、今までは、外でいろんな遊びをしたり、大阪城におでかけしたりしていました。

今年もやりたいという声があり、何をするかを決める「オリジナルコマ実行委員」ができました。

最初は、

  • 公園で遊びたい
  • 動物園に行きたい
  • 水族館に行きたい
  • 岸和田城に行きたい
  • ボーリングをしたい

などたくさんの意見があがり、最終的にボーリングか岸和田城の2択までしぼられました。

ここからの話し合いが長く続き、この2択にしぼられてから3回ほど話し合いました。

「岸和田城やったら、家族で行ったらいいやん。遠いからお昼の時間が短いのが嫌だ。」

「ボーリングは、お金高いやん。低学年のお金をそんなに使うのは嫌だ。」

「家族で行ったらいいっていうのは、岸和田城もボーリングもどっちも一緒じゃない?」

「う〜ん、、、」

 

しばらく話が停滞したところで、3年生の人が

「せっかくこのみんなでやるんだから、みんなでやるから楽しいことをしようよ。」

と言いました。

 

それを聞いた2年生の子が

「じゃあ、今の2つの案合わせて、こどもの森城をつくって、その周りでボーリングするのはどう?」

と提案しました。

 

それを聞いたみんなは、「それ、いいやん!面白そう!」と。

スタッフ的には、「やること全然変わったけど、OKなんや。」と思いながら、みんなで決めたこどもの森城づくりをサポートしていくことにしました。

 

こどもの森城じゅんび

そこからは、こどもの森城の準備にとりかかりました。

以前、中学部が文化祭でダンボール迷路をしていたのですが、それを参考に「こどもの森城」というダンボール迷路をつくることにしました。

ダンボールは近くの薬局に2回もらいに行きました。

 

また、今年コクレオの森が20周年というのもあり、それも合わせて祝おうということで、ダンボール迷路には20周年のこどもの森クイズと、20周年の写真が貼られることになりました。

休み時間やプロジェクトの時間を使って準備。前日まで準備をしていました。

前日には、4・5コマ目ホールを貸し切って準備をしました。

集めていたダンボールをホールにおろすところからスタート

まずは、ダンボールを解体して広げます

ダンボールだけでは、立ちそうになかったので、椅子をつかって壁をつくっていくことにしました。

壁はつくれるものの天井の作り方を考えていませんでした。さて天井どうしよう、、、

「組み立て柱にしたら天井がつくれるんじゃないか?」と思いつき、組み立てみました。

これなら天井がつくれそうです!

そこからどんどん天井をつくっていきました

低学年の人たちと保護者の人を呼んで、いざ本番!

看板を掲示して、迷路の中に20周年記念の写真とクイズを貼って準備完了です!

低学年の人たちと保護者の人を呼んで、楽しみにしていたこどもの森城のスタートです!

以下、写真で当日の様子を紹介します。

 

はじめに入り口でルール説明をします。

ゲームスタート!時間内にクイズを解いていきます。

実行委員の人たちは、それぞれ仕事を受け持っています。この人はタイムキーパーの仕事を。時間が近づいてきたらみんなに知らせます。

保護者の人もたくさんきてくれました。

ゴールした人から答え合わせ担当の人が答え合わせをしてくれます。 終わった人には、アンケートもあって、「こどもの森入った理由・こどもの森は楽しい?・迷路は楽しかった?」の3つに答えていました。

保護者の人が体験しているときは、実行委員の人が付き添いできていた赤ちゃんと一緒に遊んでくれていました。本当はこどもの森城の周りでは、いろんなアトラクションをつくりたいと最初思っていたので、それが少し叶った時間でした。

 

片付けまでしっかりとやりました

低学年の人たちと保護者の人たちが体験して、楽しかった時間はあっという間に過ぎました。

高学年の人たちも、休み時間に遊びにきていたようです。

 

終わった後は、保護者の人にも手伝ってもらって片付けをしました。

一通り終わって疲れている人たちもいましたが、なんとか時間内に片付け終わりました。

まだ使えそうなダンボールはプロジェクトで使えるようにまとめてくれました。

今回のオリジナルコマは決めるまで長く時間がかかりましたが、「みんなでできることをしよう」と決めてからは、みんなで準備を進め、本番とても楽しい時間を過ごすことができました。

これからもこどもたちがやりたいと思ったことを自分たちで実現していってほしいなぁと思います。

(T.Y)