【高学年】てつがくのじかん「いいこと悪いことって何?」


いいこと、悪いことって何だろう?

子どもたちから考えてみたい疑問を哲学してみました。

箕面こどもの森学園では高学年になると「てつがくのじかん」という学習があります。

みんなで輪になって考えたり話したり。

ろうそくに火を灯して「てつがくのじかん」の始まりです。

今日のテーマは「いいこと、悪いことって何?」

さあ、どんな話になるでしょう。

 

初めに考えたのは「悪いこと」ってなんだろう?

子どもたちからは、人ごろし、いたずら、人に迷惑がかかること、法律違反などが出ました。

また、「人殺しの正当防衛は悪いことになるの?」「死刑は?」「戦争は?」次々と疑問の声も…。

 

一方、「いいことって何だろう?」を考えてみました。

「人を大切にする」「自分んを大切にする」「仲良くする」などがあがりました。

また、「自分のしたいことをする」のは良いことだけど、「したいことを邪魔するのは悪いこと」と言う声も。

 

話を深めていく中で、

「立場によっていいこと悪いことが変わる場合がある」

「完全な中立は難しい」

という意見も…

てつがくのじかんもそろそろ終わり。

ろうそくの火を消しててつがくのじかんの終了です

振り返って自分の感想を書きます。

「悪いことではないけどいいともいえないことが真ん中あたりにありそう」

「対話をすればよいと思う」

最後に子どもたちから出た言葉です。

さて、皆さんにとっての善悪とは…?

(KS)