今回はウータン・森と生活を考える会の石崎雄一郎さんをゲストにお招きして、熱帯林やそこに住む動物たちのお話から、地球に優しい暮らしを考えます。
熱帯林の生き物たちに関するクイズでは、こどもたちも大盛り上がり。
「この動物は?」
「テングザルの鼻の穴はどうなっている?」
「サイチョウはどんな巣にすんでいる?」
たくさんの生き物クイズがありました。
「なんで擬態しているの?」と石崎さんが質問すると、
「身を守るため」「獲物を捕まえるため」「天敵に見つからないため」とこどもたち。
大人もなかなか知らないような動物や生態を次々に答えていくこどもたち。
楽しいクイズで、たくさんの種類の動物たちが熱帯林にいることを学びました。
その後、パーム油をとるために、熱帯林がなくなって困っているオラウータンの話を聞きました。
「ランタンのために何ができるかな?」という質問には、少し考えた後、
「保護する」「パーム油製品を使わない」「署名する」という答えが。
こどもたちなりにしっかり考えている様子でした。
休憩の後は、どうやって地球ができてきたのかのお話から、地球にやさしい暮らしを考えます。
クイズとは違って難しい問いですが、一人ひとりが真剣に考えていかないといけない問題です。
今のまま進んでしまうと、2050年ごろ、低学年の子たちが30代くらいになる時には、気温が2℃以上上がってしまい、変化に耐えられないほとんどの生き物がいなくなってしまうそうです。
こどもたちがこれからを考えるきっかけの一つになったのではないかなと思いました。
(T.F)