今学期は「気候危機 ~地球(ちーきゅん)にやさしい暮らし~」というテーマで、気候変動について考えます。
今回は、環境活動家の谷口たかひささんをゲストスピーカーにお迎えし、低学年、高学年に向けて、今の地球で何がおきているのかをお話をしていただきました。
まずは火事。
今、世界中で気温が上昇し、オーストラリアではユーカリの木が自然発火して大火災が至る所で発生しているそうです。
真っ赤に燃え上がる様子を撮影した映像やサーモグラフで表した地図を見て、子どもたちも「うわぁ」と声を上げていました。
しかし、それとは別の火事も起きているそうです。
谷口さんが「哺乳類って何がいる?」と聞くと、こどもたちは「ねこ!」「ごりら!」「きりん!」など、たくさん答えました。
「じゃあ、地球にいる哺乳類のうち、人間と、人間が食べる牛や豚などの割合はどれくらいだと思う?」と聞くと、「60」「80!」「73?」と様々に予想していました。
食用のお肉をつくるために温暖化が進んでいることを知って、驚いていました。
次に嵐、大雨。
気候が変わり、日本でも雨や台風が増えるようになりました。
先日の静岡の土砂崩れの映像も、子どもたちには衝撃的だったようです。
そして、氷がとけていることについて。
北極の氷がたくさんとけることによって、晴れの日でも冠水している都市があることを教えてもらいました。
また、ホッキョクグマが海を渡れず餌が取れなくなり、やせ細った姿を見て、「かわいそう・・・」という声も上がっていました。
今地球は危機に瀕していますが、みんながこの現状を知って、何かが少しずつ変わっていけばいいなぁと思います。
(T.F)