湧き出るアイデア


アイデアの泉のような男の子がいます。
尽きることなく、次から次へと、いろんなアイデアが湧き出てきます。
工作で、船、車、グライダー、家、旅館など、たくさんの作品を次々と作ってきました。
その男の子が、別の男の子が作った木工作品のホッケーを見て、「ぼくも、ホッケー作ろう!」とホッケー作りを始めました。
「カーン、カーンって、もっと動く感じにしたいんだけど…、どうしらたいいかな~。あ、そうだ。周りを木じゃなくて、ゴムにしたらどうかな。」
どうやって周りをゴムにするのかと思っていると、縁に小さな釘を打ち付け、その間に輪ゴムを2~3本ずつかけ、周りがゴムのホッケーが完成しました。
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次は、10連発のゴム鉄砲を作った男の子のゴム鉄砲を見て、「ぼくも、10連発のゴム鉄砲作りたいな。もっと、マシンガンみたいに、ダダダダって感じのやつ。」と言い出しました。
10連発のゴム鉄砲は、かなりむずかしかったので、どうやってつくるんだろう…と思っていると、連発部分の作り方を自分なりに応用して、自分のイメージに近いゴム鉄砲を完成させました。
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自分のイメージを次々と形にしていけるところに、とても感心しました。
「学ぶ」の語源は、「まねぶ」にあると言います。
 子どもたち同士、いい影響を与えあいながら、それぞれの学びの世界を拡げていってほしいと思います。