【W.O.】糀(こうじ)に魅せられて〜発酵の世界〜


今日はワールドオリエンテーション「発酵」の学習の一環として、黒川里山センターで、塩糀づくり体験をしてきました!

教えてもらったのは、能勢にある「てっぺん糀工房」の谷口さん。糀愛に溢れた方でしたー!

今日ももちろん、能勢電妙見口から里山センターまで歩いて向かいました。少し涼しくなってきているとはいえ、日差しは変わらず強く、のんびりそれぞれマイペースに歩きました。

今日は調理室を使わせてもらいます。最初に谷口さんから説明を聞きました。「麹菌」は日本の食事に欠かせないもので、日本の気候や風土がだからこそ育まれているものだということで、国菌に指定されているそうです!一気に凄さが伝わってきました。

甘麹を試食させてもらいました!温めると菌が死んでしまうので、冷やして一番良い状態のものいただきました。食べる前から拒む人、味がダメな人、おかわりもらう人、様々な反応がありつつ、身体には良い気がしてきました!

エプロン・三角巾をつけて体験の支度を整えます。

一人ひとつずつボール(ラーメン皿)と糀、塩のセットをもらって、体験スタートです!

まずは糀を手で揉みほぐして、パラパラにしていきます!その後は塩を加えて、しっとりするまでよく揉みます。

そこから浄水(塩素が含まれていない水)を加え、さらに乳白色になるまで糀をこすり合わせていきます!

麹を触っているので手もスベスベに!!

乳白色になったら、各自持ってきたペットボトルに入れていきます。

塩糀はこれで完成ではなく、お家に持って帰ってから常温で1週間ほど置いておいてください。その際、糀が呼吸できるように、ペットボトルの蓋は軽くしておきます!1週間後に出来上がったら蓋をしっかりして、冷蔵庫で保存するそうです!

早めに終わった人たちは、ちょっと休憩しつつ…

お味噌汁も作っていただきました。季木と桐士も最後の仕上げを手伝ってくれています。また、塩糀で漬けたナスとゴーヤもいただきましたー!

洗い物も「手伝いますー!」と率先して引き受けてくれています。

そこからお昼ご飯は、調理室で食べる人、ウッドデッキへ行く人に分かれて、1時間程度の時間を過ごしました。

日本の発酵のことを調べている人たちは、谷口さんたちに準備していた質問をして、情報を集めました。


発酵という見えない世界ですが、それでも、美味しさや体の調子を支えている、食の世界の不思議な部分に少し触れたような、貴重な機会になりました。