研修旅行6日目、ソウルを離れます。これから3泊4日をチェチョン(堤川市)で過ごします。
みんなの気持ちを聞くサークルタイム
出発前に集合して、これまでのふりかえりをしました。研修旅行中、毎晩ふりかえりを書く時間がありましたが、全員で話す時間を持てずにいたので、一人ひとりの今感じていることを聞くことができました。
いざ出発!なのに、バスに乗れない?!
さて、チェチョンまでは長距離バスを乗り継いでいきます。今回の移動はすべて公共交通機関を利用しました。それぞれにスーツケースを押しながらの移動、なんと予定していたバスに間に合わず、2手に分かれることになりました。
バスから降りると、交流先のガンジースクールのスタッフの方が出迎えてくれました。ここに来るまで、ソウルからのバスを調べてくれたり、宿の予約などを手伝ってくれました。
今回の宿は女子が4人部屋、男子は6人部屋になります。部屋をきれいに使ってくださいよ~
3年ぶりのガンジースクール!
移動した次の日から、ガンジースクールでの交流が始まりました。まず、月曜日の全校集会に参加させてもらいました。こどもの森の学校紹介をしました。
ここでの通訳はシウンちゃん。シウンちゃんはガンジースクールの卒業生で、こどもの森でもインターンをしていました!実は、ソンミサンスクールでの通訳も、チェチョンまでの移動のときも、サポートしてくれていました。シウンちゃんなしにこの研修は成立しませんでした…本当にありがとう、シウンちゃん。
集会のあと、スタッフの方に学校紹介をしてもらい、日本語が話せる学生に学校案内をしてもらいました。(どの学校にも数人、日本語を話せる人がいて驚き!)
充実した施設内容に、中学生からは「ええなぁ、この環境」と思わずため息が…
ガンジースクールには2019年、2016年に研修旅行で訪れています。以前、訪問したことのあるJUNからは「すごいきれいになっている!」とのこと。リノベーションをされたそうです。
美術室やキッチン、裁縫のための部屋、音楽室などなど、プロジェクトが進みそうな環境でした。いろんなところに学生が作った掲示板もあり、4年生(高校1年生)が自治の中心になって進めているそうです。
学食でランチを食べた後はお昼休み。おのおの好きなことをして過ごしました。いつの間にか、日本と韓国の学生でバスケが始まっていました。言葉が通じなくても、とても楽しんでいる様子にほっこり。
ここから交流の本番、たくさん話そう!
午後からはこどもの森の人たちが考えてきた交流プログラムをしました。この日のために交流グループはいろいろ計画を立ててきました。
まずはこどもの森の人たちのパフォーマンス。ペン回し、けん玉、歌の披露をしました。けん玉は飛び入りで韓国の学生もチャレンジ!
自己紹介タイムでは、紙とペンを使いながらお互いに言葉を教え合っていました。
交流のメインはディスカッションです。外でスポーツをすることも考えていましたが、この日午後からあいにくの雨。部屋の中でディスカッションとゲームをすることにしました。何度も打ち合わせをして調整してくれて、交流チームは頼もしかったです~!
交流チームがディスカッションのテーマを考え、2つのチームには日本語の分かる人に通訳に入ってもらいました。あと1チームは「英語で話がしたい!」というリクエストがあり、英語でディスカッションするチームを作りました。
日本と韓国の文化の違いや、似ているところ、教育観について話していました。お互いに言葉がうまく伝わらないもどかしさを感じる場面がありながらも、分かり合えたときには「おぉ!」と声をあげながら、新しい発見のあるディスカッションになったようです。
最後には、それぞれのグループから日本と韓国、両方の学生が一人ずつ話し合いの内容を共有してくれました。
最後にジェスチャーゲームを楽しんで、この日の交流は終わりました。たくさん話をして疲れたようですが、ガンジースクールの学生も「はじめて海外の学生と話すことができてうれしかった」と言ってくれていました。
明日の交流も楽しみです~!