自分の言葉で”好きなこと”を伝える〜卒業プロジェクト発表会〜


中学3年生の卒業プロジェクトの発表をしました!
今回は2日に分けて発表しました。

コスメ

トップパッターは、「コスメ」のことを発表しました!


紹介したのは研修旅行で行った韓国で買ってきたコスメですが、もともとなかなか人前で話すとが難しい時期もあり、今回は何かを自分で「伝える」ということに挑戦したくて、うまく伝えれるためには自分の好きなことならできるかも!と考え、好きなコスメについて話すことに決めました。
6年生の長期プロジェクトの発表の時にはお家で撮った動画をみんなに見てもらう形で、クラスメイトにも手伝ってもらいましたが、今回は最初から最後まで自分で堂々と話し、途中からはとても楽しそうでした!いきいきと自分の好きなことを話す姿を見て、こちらもとても勇気をもらいました!これからもきっと大丈夫。メイクやネイルが自分自身の支えになったように、これからは誰かにしてあげるメイクやネイルが、その人の支えや助けになること間違いなしだと思います〜。
それにしてもコスメはいろんな種類あるだけじゃなく、色もバリエーションもたくさんあって、奥の深さに驚きました〜。

漫画

次の人は超大作マンガを2冊も描き上げました!しかも何章にもわたっている作品。タイトルはバトル系マンガ「勇者MAX」と恋愛系マンガ「エンジェルの矢」。


さらっと発表をしていましたが、1学期から長い時間をかけてこだわって描いてきました。コマ割りは大胆に1ページを使っているものもあれば、細かく描写されているものもあったり、ダダーンとページを大きく開くことができるところもあったりと、繊細であり、かつ超ダイナミックなマンガを独力で描けるなんて、そのイマジネーション&アイデアには驚かされるばかり。かといって、キャラクターのタッチはとても優しいです。キャラクターの名前も一人ひとりオリジナルで考えていました。
恋愛には疎いということで、YouTubeの恋愛アニメをたくさん観て、恋愛をたくさん学びました!マンガやお話をプロジェクトにする人は多くいますが、また一つ、こどもの森のマンガプロジェクト史に残る名作になったことは言うまでもありません〜。

作品集

日付変わって、次の日のトップバッターは絵や手芸の作品など、自分で作ってきたものを発表してくれました。


本人の中では見せるための作品を作ってきたというより、自分の中の感情や想いを表現したり、発散したり、外に出すときの手段として、これらのものが出来上がっていったという感じなのかなぁと感じました。だから多分もっかい同じものは作れないだろうし、作れても違うものになるのだろうなぁと思います。
淡々とすごく落ち着いて話していたけど、作ったものを見ていると、色んな色があって、それぞれ細かくて、パターンや起伏もたくさん重なっていて、心情はきっとこんな感じでジェットコースターな人なのかな〜と想像してしまいました。でもそんな上がったり下がったりの心情が、これから色んなことに向き合っていくための土台となり、力になるんだろうなぁと感じます。これからも自分を助けたり、支えるものとして、アートを続けてほしいと思います〜。

続いての人も絵を発表しました。こんな可愛い絵、誰が描けんねん!というめちゃくちゃ愛らしい絵をキャンバスに5点描きました。


小学部の可愛い絵を描く人たちも興味津々!今回はこの5枚のようなテイストでしたが、実はもっとシャープでキリッとした絵も描けるぐらい、テクニックたくさん持っています。そして、今回の作品も、遠目ではわからないけれど、どの絵にも細かい工夫があって、それがよりリアルでありながら、柔らかく温かい表現につながっています!すごい。

今回の発表で、一つ前の発表を見て、緊張したり、言いたいことがうまく言葉にできなかったりで、途中で涙を流してしまうシーンもありました。でも彼女にとってそんな風な気持ちが湧いてきたことはすごく良い機会だったなぁと思っています(本人はきっと辛かったかもですが..)。恐らく少し前の彼女だとそんな風に他の人と比較したり、もっとこう言いたいとか、悔しい、という気持ちはあまり出てこなかったように感じています。そんな気持ちが生まれたのは、彼女がじっくりと真剣にこのプロジェクトや自分の絵と向き合って過ごしてきたからなのではないかと思います。これからもっともっと素敵な作品、人になるんだろうなぁと楽しみです。

ゲームプログラミング

発表も後半戦。ふだんからのゲーム好きなことをいかして、自分でゲームをつくることに挑戦してきました!


「Unity」というソフトを使って、お家や学校で作ってきました。どのように作っていくのかを知らないので、YouTubeの解説動画を参考に、ミニゲームを作っていくことで、「Unity」の操作方法もゲームの作り方も覚えていったそうです。一つを大きな作品を作るのではなく、ミニゲームを何本か作りながら覚えていくことで、一つ一つの細かい技術を確実に覚えていくことができたそうで、地道な作業が身を結んだことを話していました。また、何をどうしたらいいかわからない序盤に、すぐに諦めずに続けたことで、続けたからこそ技術を覚え、だからこそ面白さに気づき、面白くなったり方法を覚えたら、作業への集中度も上がってきたと振り返っていました。そのあたりを体感して、気づけたことは彼にとってとても大きい学びだったのではと思います!
発表になっても相変わらずの口数少なめ、多くを語らずタイプなので、凄さ伝わりにくいところありましたが、黙々と作業に打ち込む姿は職人でしたし、この決めたことに打ち込む力はこれから役立つ気がします〜。

3DCG(コンピューターグラフィックス)

次は、写真ではさっきと内容が似ている感じですが、3DCG(コンピューターグラフィックス)です。
画面上は平面ですが、そこに立体の作品を創りだすことができます。「Blender」というソフトを使って、いくつも作品を見せてくれました。やはりYouTubeなどを参考に操作方法を覚えていき、最初は机と椅子のようなものから、廃墟、海面など風景などを製作。細かいことをカチカチと時間かけてずっと作業しているなぁと思っていましたが、説明を聞いて、その奥深さに驚きました!そしてめちゃくちゃ面白い!そりゃ時間もかかるけど、これはずっとでやりたくなるな〜、と思いました。平面にどれだけ立体的に描けるかどうかは絵画でも一緒で、このCGというのは、現代の絵画の描写の手法の一つだと発見。デジタル技術を用いた絵画。よりリアルにより美しく、デジタルなら可能性が無限大なような気もしました。光のあたり具合なども調べながら作ったことを聞いて感動。ゲーム制作もそうですが、これからの未来がたくさん詰まった魅力的なプロジェクトでした〜!

英語

卒プロ最後の発表は「英語」でのスピーチ。


このプロジェクトのこと、これまでの自分のことを全編英語で話してくれました!小6の長期プロジェクトの時は、マイクラでのプログラミングをしていて、どちらかというと理系のことを好むことが多かったのですが、3年経った今、興味は英語にうつり、それを楽しむことに変わっていきました。
こどもの森卒業生に憧れ、英語を自分も話したい、楽しみたいという気持ちを持ち続け、YouTubeなど今時の教材を最大限活用して、毎日学び続けてきました。発音にもこだわり、中学部の英語を担当してもらっているミキさんやJustinにも協力してもらい、話すだけでなく文章としても形に残しました。

正直、これまでならば、途中でやめたり、中途半端な状態でよしとして終わりにしてしまうところがありましたが、このプロジェクトは、自分の好きなことで、自分の中で自信がもてるものだったことから、最後の最後までこだわって取り組んでいました。こんなにイキイキとして、かっこいい姿を最後に見れてとても嬉しかったです。

それぞれが自分の言葉で、好きなことに向き合ったことを語ってくれる発表会で、やっぱりひとりひとりが全然違うけどとても興味深くて面白い発表でした。
やりたいことも、それに必要なスキルも人それぞれ。お互いにそれを尊重しながら学び合いながら過ごしていけるといいなと思います。
ぜひ動画もご覧ください。