サスティナブルスクールとして認定されている、こどもの森。
サスティナブルとは、持続可能だということ。教育活動を通して持続可能な未来を作っている(=ESD)学校として、認められています。
1学期、地球の「ちーきゅん」のことを大切にしたいと、たくさん考えた『気候変動』の学習を中心に、振り返りと今後の課題も含め、スタッフで研修を行いました。
今回は、聖心女子大学の永田佳之さん(世界のESD活動に精通されています)にお越しいただき、学校全体としてのESDの取り組みと今後のヒントに示唆を頂きました。
ESDは断片的にやるものではなく、学校全体として取り組んでいく、「どこを切ってもESD」 な状態が貫かれていることが大切だ、というお言葉に、「ウンウン(その通りやな~)」とスタッフ。
ところが、世界的に見ても 「学校全体としてESDに取り組む」ということにまだまだ課題が残っている状態だということも仰っておられました。担当の先生だけがめちゃめちゃがんばっている状態のことですね。
永田さんからのお話を伺った後は、こどもの森の気候変動についての実践をお伝えし、コメントを頂きました。
教育とは、「何」をやるか、ではなく、価値観へのチャレンジであるということ。
『自分は社会を変えられる』 と、こども自身が感じられることで、社会変容に一歩踏み込むことができる。こども自身が解決策の一部となり、社会を変える担い手として、ESDの実践を積み重ねていくことが大切だと、お話しいただきました。
みんなで学びを深めた後は、お酒と食事を囲んで懇親会!
お酒も入ってわいわいがやがや、ユネスコスクールのことや他校の取り組みなど、アツい話で盛り上がりました。
教育活動を通して持続可能な未来を作っている。
私たちの活動が、こどもを通して 「社会を創る」 ことに貢献できれば、この上ない幸せです。
(M.F)