世界の課題の背景を考える


2学期のテーマ、「平和と憲法」
9月22日は、立命館大学からお借りしている「さいころくん」というパネルや、戦時中に兵隊に行く人へ学校から送っていた「慰問袋」というキットを使って学びました。

さいころ型に組まれたパネル12枚にはこんなことがひとつずつ書かれています。

「およそ1秒間にサッカー場1面分の緑が増えている」

「約4秒に1人の餓死者が出る(1日に2万5000人)」

「7人にひとりの子どもが働いている(7人にひとり)」

それを見て子どもたちは考えます。

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それが起こっているのはなぜだろう?
背景には何があるのだろう?
このパネルに書いてあることと、あのパネルに書いてあることにはどんな関連があるだろう?

あぁでもない、こうでもないと話しながら出てきた疑問や考えを最後に発表し合いました。

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「どうして世界の食料は平等じゃないのかなぁって思う。」

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「緑をつぶすのはなんでかなぁ?山火事を止められなかったり、人工的な理由があったりするみたいだけど。日本ではどうして外国の木材ばかり使って国内の木材を使わないのか?せっかくもとからの自然をつぶして機械もつかって力もかけて人口の森に植えかえているのに。」

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「子どもの兵士がいたり、5歳未満で亡くなる子がこんなに居るなんて、子どもを大切にしてほしいなぁって思う」

その問いを突き詰めていくだけでもたくさんの深い学びにつながっていきますね。
スタッフも興味や疑問がいっぱいわいてくる、一緒に考える時間になりました。
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世界の様々な課題はつながっています。
私も一緒にこれから何を調べようかな、みんなは何を知っていくのかな、と楽しみです(Y.N)

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