低学年のことば共同では、ことばのいろいろな表現にみんなで触れる時間です。
詩や作文、俳句、書道、朗読など、いろんな表現方法を体験しています。
2学期は、絵本「じごくのそうべえ」から朗読劇をしたり、落語の世界にも触れました。
高座に上がって落ちを披露するのは貴重な経験でした。
後半には、アニメ「ワンピース」の9ページもある長~い台本を役を決めて読みました。
それぞれの役割を果たそうとみんなが集中し、
台本のページを一斉にめくる音に緊張感を感じました。
実は、スタッフは
(こんな長い台本、低学年では無理かもなぁ、、、)
と思っていましたが、台本の面白さがみんなを物語の世界に引き込み、
ものすごい集中力で台本読みが進んでいきました。
次にそれぞれの役を決めて、チームごとに細かい担当を決めて役作りをしました。
練習を重ねていくうちに、より感情を込められるように
台本のセリフを変えるチームも出てきました。
台本には最初はナレーションがなかったけど、
子どもたちからナレーターをやりたいという声が上がり、
ナレーターチームも生まれました。
最後の上演の様子です。
「ワンピース、はじまるよ~!」
このタイトルも、ポスター担当の人が描いてくれました。
役になりきって声色を変えたり、口調を変えたりしています。
ぐるっと円になって、お互いの顔と台本を見ながらの朗読です。
最後の公演は30分ほどの上演時間になりました。
本番を終えた後の子どもたちの感想です。
・ひとりでは難しいと思っていたけど、友だちと同じ役を一緒に練習して楽しくできた
・順番が回って来るのがドキドキした
・疲れたけど楽しかった
・ちょっと長いと思ったけど最後まで集中した
・次は動きをつけて劇にしたい
さて、3学期はどんなことば共同の時間になるのでしょう。
朗読だけではなく、いろいろな表現方法を使った劇にも挑戦してみたいと思います。
(N.Y)