今年度、勝尾寺園地の国有林に行くことになってから2度目の”しぜん”の時間。
今回もそれぞれの場所から同じバスに乗り込み山を登りました。
2回目なので、一回目にも来ていたら、前回とどのように変化したのかを感じられるはずです。
入り口付近でいきなりトカゲに出会い、前回があまり生き物が活動している様子に出会うことがありませんでしたが、今回は動く生命に出会える予感がしました。
ただ、自然には危険も潜んでいます。今回も改めてヘビに気を付けることなど
安全についてみんなで確認してから行動開始です。
最初から自分の行きたいところにそれぞれが向かいます。
川のある所では、川に下りて、川に沿って上の方まで登りました。
前回は特に生き物が見付かりませんでしたが、今回はクモがたくさんいたり、
岩をどけるとサワガニにも出会いました！
また近くの林を通った時に、一本だけぽつんと生えているキノコを見付けました。
そして、大きなカタツムリにも出会いました。
見付けた子は、最初は怖がっていたものの、広場に持って帰り、
乾いてきたら水をかけてあげたりしながら、じっと観察する内に愛着もわいてきたのか
みんなに見せて、小さな柱の上において可愛がっていました。
自然の中で、予想もしないところに生命を見付けたり、
馴染めなかったものに接する内に可愛さに気付いたり、
自然に出かけて体験するからこその学びがたくさんあったように思います。
子ども達がどんどん自然を探検していく姿に頼もしさを感じました。
その他にも、落ちている自然の素材を使って顔を作ってみたり、
原っぱでは走り回ったり、自然の中で元気いっぱいに身体を動かしました。
咲き始めた花もたくさん見かけました。動き出した命もたくさんありました。
これから暑くなっていきますが、どのような変化を見られるのか
どのような発見があるのか、これからも楽しみです。
(J.S.)