「おでかけ」は、子どもが自分の住んでいる町やお家の近くへみんなを案内する学習です。
6年生の子が、吹田へ連れて行ってくれました。
電車やバスの乗り継ぎ、料金なども事前に調べて、案内したい場所をいくつか考えました。
今回は1年生がはじめてのおでかけだったので、高学年の子たちがひとりひとりをサポートしてくれました。
誰に言われるでもなく手をつないで駅まで向かうみんな。
「1年生の手ってちっさいなぁ～」
「かわいいなぁ～」
「ほんまに！」
こんな会話を聞きながらちょっぴりうるっとしてしまいました。
春の温かな空気と穏やかなみんなの顔。
駅についても切符の買い方をやさしく教えてあげていました。
吹田に着くと時間よりもだいぶん早かった模様。
機転を利かせて案内の子が歩きにしました。
歩く間もこまめに休憩したり、1年生の歩くペースにあわせたり。
それってなかなか大変なのですが、疲れてしまった時も他の子に「○○ちゃんお願い」といってサポートの人を代わっていました！！
スタッフは事前に「切符を買うときにペアで教えてあげてね」とだけ伝えていたのですが、ここまでしっかり気遣っていたみんなにびっくり。すごいなぁ～
お家について、いつも話に出てくる犬の「かなちゃん」と会うことが出来ました。
玄関先でパシャリ。
その後彼のお気に入りの公園では「エンジョイ」という謎の遊びが大流行。
「エンジョーイ！」といいながら砂場に飛び込みます。
スタッフも腕をつかまれて一緒にエンジョイしました。
砂まみれになってはしゃぐみんな。（お家の玄関がジャリジャリになったそうです）
思いっきり体を動かした後は、案内の子がバス停までみんなを見送ってくれました。
その子のことを知る。
その子が思いっきり主役になってみんなを連れて行く。
こんな経験があるとなんだか自分の街も家も少し誇らしくなります。
次におでかけを担当する子も「次はぼくやんな！」とはりきっていました。（Ｙ．Ｎ）