東京シューレ!


1日目に東京賢治シュタイナー学校、自由学園を見せていただき、2日目。
3校目の訪問先は、東京シューレです。
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ここは、日本のフリースクールの元祖にして、最大のスクールです。
都内に3校のスクールがあり、さらに「ホームシューレ」というホームスクーリングする子どもたちをサポートする場もあり、さらに特区でできた中学校もあります。
さらにシューレ大学というオルタナティブ大学までありました。
ちょうど映画祭直前という超多忙な中にもかかわらず、快く私たちの訪問を受け入れてくださいました。
今回私たちが伺ったのは、王子にある5階建てのビルをまるまる使ったスクール。
この部屋は、はだしでもくつろげるよう手作りでコーナーを設けてありました。
ほっこりできそう。
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この部屋の奥には「静寂の間」と呼ばれる部屋があり
静かに話をしたい人や学習したい人が使うそうです。
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ここでは、ちょうど子どもたちが自分たちの通信の印刷作業をしにきていました。
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代表の奥地圭子さんにお会いしました。
「東京シューレは(公立でも私立でもなく)親立です」とおっしゃっていたのが印象的でした。
不登校問題で最も大切なことは、親が価値観を変えること。
親が学ぶこと。
親の会や、保護者主催の講演会など、保護者の人たちの関わりがとても活発に行われているようでした。
東京シューレは不登校の子どもたちのための居場所であり、
自分が自分であっていいと感じられる場所でした。
実は、10数年前、まだこどもの森学園の影も形もない頃、
こどもの森の代表と前副代表がこの東京シューレの見学会で偶然出会ったのが
こどもの森が誕生するきっかけだったんです。
いわば、こどもの森誕生の地でもあるわけです。
なんとも感慨深いですね~
東京シューレのみなさま、お忙しい中、身に余るおもてなしをしてくださって
本当にありがとうございました。(A.M)
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