3月24日に“花育”の活動をされている石田順子さんに来ていただき、
フラワーアレンジメントをしました。
花育とはお花を活ける時間を通して、草花を大切にする心を育むことや
個性を自由に表現する場をつくることです。
まず初めに、石田さんから20種類近くのお花の説明をしていただきました。
トルコききょう、ガーベラ、カーネーション、バラ、スプレーマム、孔雀草・・・。
こども達は ｢きれい～｣と口にしながら、紹介される花々に見入っていました。
次にお花を活けるカップにオアシスを入れ、テープでカップの飾り付けをしました。
ここでも丁寧にはったり、カラフルにしたりこども達のこだわりがたくさん見受けられました。そして好きな花を一本一本順番に選び、準備がととのいました。
いよいよ、活ける時。
石田さんに教えていただいた、挿しやすいように茎を少し斜めに切ることや、葉っぱを取るコツなどを思い出しながら、こども達は真剣なまなざしでお花をアレンジしていました。
そしてたっぷり1時間ほど、
みんなが思い思いにつくったフラワーアレンジメントができあがりました。
出来上がった作品に、題名をつけました。
｢ピンクのお花畑｣
｢あらたなはじまり｣
｢世界が生まれる花｣
｢うつくしの森｣
｢トトロのあぜ道｣
こども達それぞれの個性が描かれたフラワーアレンジメントと同じように、
題名にもいろんな物語がありました。
どんなことを思いながら活けた？ 工夫したところは？
「中心のお花を決めて周りをつくった」
「お花畑みたいにした」「お母さんが似合う色にした」
友達の作品を見た感想は？
｢○○ちゃんに似合う色｣ ｢洋室に似合いそう｣ ｢元気いっぱい｣
「トトロが出てきそう」・・・。
こども達が作ったフラワーアレンジメントは、
一つ一つどれも彩り溢れる素敵な作品になりました。
みんなの素敵なこだわりがたくさん詰まった作品を目の前に、これからもこども達それぞれの個性がのびのびと育まれていってほしいなと願う時間でした。 (R.T)
（石田さんのブログに子どもたちの作品が紹介されています。）
石田さんブログ
