1学期の音楽A


1年生から4年生の子が選択している音楽A、今学期は歌とリズムを中心に行いました。
とくに、リズムは新しいスタッフによる新しい試み。
どきどきしながらもボディパーカッションをとりいれました。
ボディパーカッションというのは、体をたたいたり、口で唱えたりしながら、リズムを重ね合わせて楽しむことです。
例えば、「カレー作りアンサンブル」。
それぞれの食材を料理するときの音や動作をリズムにして表現します。
例えば、
にんじんを切って…「トントントントン トントントン  」
じゃがいもの皮を向いて「  シュッ  シュッ  シュッシュッ   」
お肉を炒めて、「ジュワ~~~ツ   シャッシャッシャッ  」
こんな風に口で言いながら、人参を切るように腕をたたいたり、お肉を炒める動作をしたりするのです。
そして、パートにわかれてそれぞれが一気に音を鳴らすと…
なんともユニークなアンサンブルになります。
「私じゃがいもやるー!」
「玉ねぎのリズムがいいー!」
「なぁなぁお肉の振り付け、こうやって変えてもいい?」
そんなアイデアも飛び出して、部屋の中をみんなでぐるぐるまわりながら合わせました。
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休み時間もちょっとした時に口ずさんでいるのを見て、なんだか私まで嬉しい。
最後の学習では、1学期を振り返ること、そして次に何がしてみたいかを考えてもらいました。
「音楽たのしかった~!リズム楽しかった~!」
「2学期もこのままがいい」
「みんなで協力できた」
なかにはこんな提案をしてくれた子も。
「好きな楽器をならしてセッションをしたい!」
これにはみんなノリノリで、早速10分ほど余った時間で思い思いの楽器を鳴らしてみました。
すると、ハンドベルやキーボードで即興の「ドレミの歌」に。
わいわいと盛り上がり、素敵なしめくくりになりました。
こんな風にこどもたちから提案の出る音楽A。
提案する、というのは主体的に学習し、その子が積極的にとりくんでいる証。
一緒に新しいチャレンジをしているスタッフも、こども達に支えられて心地よい時間になりました。
2学期はどんなことをしようか、どんな提案がでるか、とても楽しみです。(Y.N)