高学年では、都道府県の学習に取り組んでいます。
日本の県の場所と名前、県庁所在地を覚えようというものです。
最初にスタッフからブリーフィングした後は、各自のやり方、各自のペースで覚えていきます。
空欄の日本地図プリントに丁寧に県名と県庁所在地名を書いて覚えようとする子、
日本地図を見て暗唱して覚えようとする子、日本地図パズルを持ち出して覚えようとする子、
「覚えられない」と言いながらもなんとか覚えようとする子、色々でした。
覚えると、地方毎にスタッフの前で、暗唱してみせます。
中国地方に福島県があったり、山根県という県があったり、九州に福井県があったり、色々な間違いもありましたが、沢山のこどもたちが、次々とパスしていきました。
「九州地方は、沖縄県以外は県庁所在地は、県名と同じやから簡単やねん。」と気づいた事を教えてくれたりもしました。
多くのこどもが県庁所在地の暗唱までたどり着かない中、早々と県庁所在地暗記まで終わらせて、県の産業を調べているこどもまでいました。
このように得手不得手があっても、それぞれのペースで勉強を進められるので、出来る子はどんどん先へ進めるし、苦手な子はじっくりと取り組む事が出来ます。
画一的な授業ではなく、各自が各自のペースで授業を受けられて幸せだろうなと羨ましくさえ感じました。
また、脳をフル回転して必死に覚えようとしている姿をみて、自分の小学校時代を思い出しました。 （K.H.）
