こどもの森でとっても大切にしている、自由作文。
こどもたちは、ことばかずの時間に書くことで日々積み重ね、自由作文を書くということは自分を表現するひとつの手段になっています。
「こんなことが楽しかった」
「初めてこんなことした」
「あんなところに行って、こんなびっくりしたことがあった」
「家族でこんなことした」
など、生活に結びついたできごとを自由に書く子や、
想像力を働かせ、作り話を書く子もいます。
そうやって書いてきた作文を、学期の最後にクラスでひとつの冊子にしていきます。
【冊子作りへの道】
➀それぞれが、学期の間に書いた作文の中で、自分が一番いいなと思った作文を選び、
➁清書をします
③それがひとり1ページとなり、
⓸全ページをホッチキス止めして、
⑤冊子のできあがり★
冊子ができたら、「味わう」時間に。
みんなの書いた作文を読んで、
「なあなあ、〇〇くん△△飼ってんのん?」
「〇〇ちゃんって、やっぱり絵うまいなあ~」
「これ、ハッピータイムでも言うてたなあ~」
など、ぽろぽろ言葉にしながら読む子や、黙々と読みこむ子、それぞれに味わう時間を過ごします。
↓ みんなが描いた表紙の絵に色塗りも。
「自分を表現する」「人のことを知る」
自由作文は、そんな時間になっています。
(M.F)