今日は、ゲストをお迎えしての作品鑑賞。言語造形を学ばれている鹿喰容子さん。
鹿喰さんとこどもの人たち、それぞれの自己紹介が終わると、鹿喰さんの声が多目的室にひろがり、
そのまま『猿地蔵』の世界へ。♪猿ぺんねこ濡らすども 地蔵のぺんねこぬうらすな♪
正直爺さんと欲たかり爺さんのおはなし。
猿に地蔵さまに思われた正直爺さんはじっとこらえ、よくたかり爺さんは堪えきれず笑い、
川へぶち投げられてしまいます。
「こんなありがたくねぇ地蔵さまは、ぶち投げてしまえ、ハーヨイ」大きな笑い声が上がります。
なんとか川から這い上がった欲たかり爺さんは、なんと濡れこねずみになって、
こそこそ家に帰って来たど。あんまり欲深い真似は、するもんでねぞ。
「ねぇねぇ、ぺんねこって何?」(^^)/
次は、言語造形のおけいこを教えてもらいました。
風になって、葉っぱになって、とんぼになって、人間になって…
空を自由に駆け回ったり、風に飛ばされたり、自分で飛んで、そして地に足をつける…
表現の世界を体験しました。
最後は、1年生から順番に風を皆に送ります。
自然の風を感じてタイミングを見計らって手や体で風を送ります。
2年生は、一年生より風を送ろうと頑張っています。
そして、3年生。服を脱いで風をおこしたら?扇風機を使ったら?負けないように考えていました。
言葉の芸術を垣間見た時間でした。
(YN)