畑グループでは5月17日に新稲(にいな)の畑を見学した後、学校の池の隣りに小さな畑を作りました。
こどもたちが鍬(くわ)をふるって土を耕し、牛ふん、鶏ふんなどを混ぜ、3つ半の畝(うね)をつくり、そこに大豆、オクラ、ミニトマト、とうもろこし、じゃがいもの苗を植えました。キクイモとミツバも近くに植えました。
「土をたがやすのはたのしいな!!」
保水と雑草よけにマルチをはり、害虫対策にバジルやマリーゴールドのコンパニオンプランツを畝(うね)に植えました。
大きく育つように交代で水やりをし、手作りの虫よけスプレーもせっせとまき、観察を続けました。
6月には大きくなってきた苗に支柱を立て、枝が増えすぎないようにトマトの芽かきをしました。
テーマ学習の発表のころには、こどもたちの背丈を越すほど大きく育ったミニトマトやオクラ、トウモロコシなどに実がつき始め、収穫がとても楽しみになりました。
発表の日は学校に来られた人たちに、畑のスケッチや写真、植物クイズなどで学習内容を説明しました。
畑の案内では虫よけスプレーの実演付きで一生懸命質問にも答えました。
そして、7月11日ついに収穫。2種類のオクラと枝豆をていねいにハサミでチョキンと切り、大きく育ったきれいな緑の実に大喜び!
塩ゆでにして食べてみると
「ウワッ!!オクラ、おいしい!!」
「おいしい!!でも枝豆はちょっと硬いな。」
「もう少し早くとったほうが良かったかな。」
「もうちょっとゆでたほうがよかったのかも。」
「休んでいる人の分は冷蔵庫に置いとこう。」
といいながら自分たちで作った野菜をニコニコしながら味わっていました。
終業式前にはトウモロコシも収穫できました。
皮をむくと黄色と白の丸い実がピカピカ光って並んでいる様子にみんなとても驚きました。
1粒生のまま口に入れると、「あまい!!」。ゆでて食べると「柔らかくてあまくておいしい!!」。
他のグループの人たちにも少しですが、おすそ分けできました。
ミニトマトもたくさん実を付けているのでこれから何個ぐらい採れるかととても楽しみにしています。
M.Y