“牛とお肉のことをめぐる物語を伝えたい”
楠本貞愛さん(京都で焼き肉店経営)が来て下さりこどもたちにお話をしてくださいました。
わたしたちは、生命力にあふれているものを食べて、命をつないでいる。
野菜を食べることで、肉を食べることで。
その命をいただく牛のことを、肉のことを知ってほしい。
牛が肉になって、人の命をつないでいくまで、担わなければならない仕事があり、粛々とする人がいる。
牛を育てる人、屠殺する人、肉にする人、などなど・・・屠殺する仕事、肉にする仕事は、厳しい仕事だが、偏見を持たれ、差別の歴史もあった。
だが、それぞれの仕事をする人が、それぞれの持ち場で誇りを持って仕事をする中で、牛はおいしい肉になり、わたしたちの命をつないでくれる。
牛に関わる仕事をする人は、牛に魅了されている。と、いうお話だった。
なかのりさんを育てられた後藤さんの開拓者精神、牛のことを伝えていく楠本さんの行動力、こどもたちに伝わったと思います。
楠本さんありがとうございました。(K、K)