かず共同 文章問題を「図で考える」―【2】


「1あたり量(基にする量)」について考えてみました。

学校中で一番背の高い丸ちゃんと

低学年のMちゃんで考えました。

かず1

Mちゃんの身長を「1あたり量(基にする量)」にしたら、

丸ちゃんの身長はMちゃんの「2倍分(2倍)」なので、Mちゃんの身長×2=丸ちゃんの身長

だから、「全体量」は 「1あたり量」より 大きくなる。

 

つぎに、丸ちゃんの身長を「1あたり量(基にする量)」にしたら

Mちゃんの身長は丸ちゃんの

「半分や!」・・・・ 半分倍

「2分の一!」・・・2分の1倍

「0、5とも言えるでぇ-」・・・・・0、5倍

かず4

だから、丸ちゃんを「基の量」にしたら、

丸ちゃんの身長×0、5(2分の1)=Mちゃんの身長

だから、「全体量」は 「1あたり量」より 小さくなる

 

小数をかける(×0、5)って事は、

1倍するよりまだ”小さい倍”するから

答えの全体量は 基の1あたり量より小さくなる

 

タイルで表すと 7(1あたり量) × 6(いくつ分) =  42(全体の量)↓

かず2

 

1、8 × 3、8 = 6、84

かず3

1、8 × 0、6 = 1、08↓

これは全体量(1、08)が基のかず(1、8)より、小さくなる。

かず5

かけ算したのに、基の大き り小さくなることもあります。

かず6   かず7

「1あたり量」や「いくつ分」の大きさで「全体の量」が決まります。(Y・H)