6/2「図形入門」(その1) ―ジオボードで楽しむ―


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今回の「かず共同」は、手製のジオボードをつかって、簡単な図形の学習を行いました。
参加者は、3年生女子三名と4年生男子一名です。

全員に、ジオーボード(縦横7×7本のくぎを打った板)とカラーゴムを渡して、それぞれ輪ゴムを写真①のようにくぎにかけてもらいました。

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写真①

次に、輪ゴムを引っ張って写真②のようにくぎにかけました。
「さんかくけい ができた!」

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写真②

「そう、この図形は『さんかくけい』といいますね」
「では、なぜさんかくけいという名前なのでしょうか?」
「かどが三つあるからとちゃう!?」
「その通り」「さんすうでは、かど のことを かく といい、角(かく)と書きます」

続けて、くぎを輪ゴムにかける箇所を、左上、下、左上、と連続して一つづつ増やしていくと、写真③、④、⑤のように図形が変化ししていきました。
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写真③

「わかった!かど が四つやから、四角形!」
「その通り!」
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写真④ 「今度は、かど が五つやから、五角形!」
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写真⑤ 「かど が六つやから、六角形!」

「これで、図形の名前の付け方がわかりましたか?」
「はーい、わかりました。かんたん、かんたん!」…3年生たち
「でも、③の図形は『四辺形』という名前もあります!」…4年生
「さすがは4年生、そのような名前もありますね」
「しかし、三辺形、五辺形、六辺形…などという呼び方はしません。共通の呼び方は、○○角形という呼び方をします」

「ところで、真直(まっす)ぐな長い線をなんといいますか?」
「知ってる、直線でーす」…4年生
「そうですね」
「その直線を適当な長さで切ったのを線分(せんぶん)といい、両端に点を記入して、アルファベットの大文字で、点A, 点B のように表わします」「そして、これに名前をつけて、線分ABと呼ぶことにします」(写真⑥)
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写真⑥

 

「次回は、いろいろな三角形と四角形の仲間について、学習します」  (M.M.)