2学期のテーマは、「平和と憲法」。
今回は、末光時枝さん(箕面市桜井在住)に、内蒙古からの引き上げ体験を話してもらいました。
末光さんが、内蒙古から引き揚げてきたのは、小学校1年生のとき。
引き上げるときに、お母さんが弟さんを出産されたこともあり、食べものや、お母さんの体調、赤ちゃんである弟さんのことなど、ご苦労されたことも多かったそうです。
満員の汽車と、満員の船。力付きで亡くなる方もいる中、ようやく博多に帰って来たとのことでした。
地名や歴史的背景など、少し難しい部分もありましたが、子どもたちはとても静かにお話をきいていました。
「船の中の空気は、どんな感じでしたか?」
「行く前と帰ってきてからの日本は、どこがどう違っていましたか?」
などの質問にも丁寧に答えてもらいました。
平和とは何か、考えていくことのきっかけになれればと思います。
(M.F)