テーマ学習では、人と動物の関係について、それぞれの視点で調べています。
子どもたちの関心と、取り組み方は、それぞれの子どもたちの個性が表れていて、とてもユニークです。
三国志を始め、中国の歴史や日本の歴史にとても詳しい男の子は、「三国志に登場する馬と人の関係について」まとめています。おうちから、分厚い本格的な本をもってきて、目を通しながら、必要なところをまとめています。
日ごろから、動物保護に関心のある男の子は、「狩られる動物」について調べています。
写真を見ながら、「これが現実やから、知る必要はあるけど・・・、悲しくなったり、怖くなったりすると思うから、
見たい人だけ見て、見たくない人は見なくてすむように、発表のときは考えようと思う・・・」 他の子の気持ちも考えながら、発表準備を進めてくれています。
「動物の表情を調べる！」というユニークなテーマも。たしかに、危険を知らせたり、親子や仲間の愛情表現があったり、動物の表情も複雑で、調べてみるとおもしろいテーマです。
犬と人間の関係を紙芝居にまとめる男の子、働く犬の本を作っている女の子がいたりして、サポートしているこちらも楽しくなります。
絶滅危惧種は、子どもたちの中でも人気のあるテーマです。
3人が取り組んでいますが、取り組み方もそれぞれです。
カルタを作っている子、パソコンでまとめて冊子を作っている子、クイズ形式で発表を考えている子がいます。
これからの未来を担う子どもたち。それぞれが、それぞれの立場で、自分と動物との関係を考えていってくれるきっかけになればと思います。 （Ｍ．Ｆ）
