カルメ焼きの実験をしました


いろんなところで、科学実験のワークショップをしておられる江角さんが、箕面こどもの森学園にも月1回、来てくれています。
今日は、「カルメ焼きの実験」でした。
初めに、カルメ焼きが膨らむための粉、重曹の説明を受けました。
「十三みたいな名前や!」「おふろ掃除につかってるで。」
「駅の名前じゃないよ。炭酸、水素、ナ ト リ ウ ムって言うんだよ。みんなで言ってみよう!」
みんなで名前を確認した後は、BTB溶液で性質をしらべました。
「レモンはすっぱいよね。 これは、何性?」
「酸性!」
「そうそう、すっぱいものは酸性なんだよね。」
緑色のBTB溶液にレモン汁を入れると、黄色になりました。
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「じゃあ、ちょっとだけ重曹なめてみて。」
恐る恐るちょっとだけなめた子どもたち。
「うわあ~気持ちわる!」「変な味がする!」
「なんだか、ちょっと苦味があるよね。」
BTB溶液に入れると、緑色が青色に変わりました。
「アルカリ性だよね。アルカリ性だと苦味を感じるんだよ。」
この後、炭酸水素ナトリウムをあたため、二酸化炭素がでることも確認しました。
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重曹:炭酸水素ナトリウムの性質を確認してから、カルメ焼きづくりがはじまりました。
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水10グラム、砂糖20グラムをアルコールランプで125度まで熱し、30秒後に、重曹と卵白と砂糖をつけた割りばしで一気にまぜる。うまくいくとフワーっと膨らんできます。
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2人組での作業。ペアになった子と協力しながら、少しでも形のいいカルメ焼きを作ろうと、みんな温度やタイミングなどを一生懸命考えながらやっていました。
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「やったー。膨らんだ!」
「すごい!」「食べてもいい?」
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たくさんのカルメ焼きを作って、大満足のこども達でした。(M.F)