7月21日、毎年恒例の会員研修会が行われました。
第1部はこどもの森学園の理念について、藤田校長からの話がありました。
「こどもたちに人とつながって、社会を創る人に育ってほしいと、日頃の取り組みを考えていること。
そういう思いで、学校をこどもたちとスタッフで学校を創っていく。
そのための具体的な目標として、自分を表現する・自律して学習する・チャレンジする・協力して学習する、がある。
学習やプロジェクトを計画し、実行し、振り返るを積み重ねていく中で、考えることに学びがあり、また、友だちと行事を計画し、実行する中で、議論して、お互いの考えを知り、お互いに納得できるところを探っていく。
ことで、社会を創る人になっていく。」
わたしたちおとなも、そうありたいと思いました。
第2部は「こどもの森で学ぶって何?」というテーマで哲学カフェを行いました。
こどもの森のこどもたちも、1学期、「自由って何?」「学ぶって何?」のテーマで哲学しました。
ここで言う「哲学」とは、自分に問い、それをみんなの前で言葉で表現し、人の言葉に耳を傾けることです。
ふたつのグループに分かれ、ロウソクの灯りの下、始まりました。
「学ぶ」というテーマから、自律とは?責任とは?引き受けるとは?自分が認められること、人生を切り開いていくことなど、キーワードが出てきました。
そしてそのキーワードを全員で共有することができました。
学び続けながら、行動していくということでしょうか?
哲学カフェの後は、第3部の懇親会に移りました。共同作業で(材料を切ったり、火を起こしたり)、バーベキューパーティーの始まりです。そこここで、話の花が咲いていました。来年もまた、今日のみなさんに、また新しい方に、ここで集いたいです。(K・K)