『6月18日7:58に、大阪で大きな地震が起きました。』
と、聞いて、「そうやで、そうやで、オレん家はな、」などと話し出すみんな。
先日の地震発生を受けて、今日はいくつかの問いを持って輪になって話をしました。
「そのとき、どこで、何をしていましたか?」
「そのとき思ったことはなに?」
「そのとき、あ~よかった、と思ったことはなに?」
「そのとき、こまった・・・!と思ったことは?」
「こうしといたらよかったな、と思う備えは?」
こどもたちは口々に喋り出し、思ったことを言いたい様子。
「はーい!はーい!」と手を挙げますが、「そっちから一人ずつ言っていったらいいやん」という2年生の子の声に、そうやな、となり、順番に言っていくことに。
「バスの中で、座席から落ちてしまった。」
「電車が止まって、歩いて線路を渡った。」
「洗面所の引き出しが全部出た。」
「食器が出てきて、お皿が割れた。」
「妹の上に大きな鏡が倒れてきて、死んじゃうかと思ったけど、助かってよかった。」
こどもの森は、通学範囲が広いため、震源地に近い人と遠い人で、感覚の違いもありました。
世界の終わりだ!と感じるくらい怖かった人。半分寝てた~な人。
低学年には難しいかなと思った「備え」についても、こどもなりに感じたり考えたりしていたことが分かります。
「倒れてきそうなものは、物置きに置いておいた方がいい。」
「お風呂に水をはっておいた方がいい。」
「家族みんなでいれる場所を決めといたほうがいい。」
通学途中に発生したということもあり、それぞれがそれぞれの場所で体験した地震。みんなで話したこの時間は、今後に備えて、考え行動を起こしていくきっかけになりました。
(M.F)