「世界の料理」の2回目はタイの料理。
最初の時間は“タイってどんな国?”ということで、タイについての事前学習をしました。
まず世界地図で位置を確認したあと「日本とどちらが広いのかな?」の問いに地図を見ながら
「タイの方がちょっと小さそうやな。」というみんなの意見でしたが、結果ははずれ。
「日本って意外と小さいんやなあ・・・。」
タイは王国であり、言語はタイ語、国旗の三色(赤・白・青)は「国家」「宗教」「国王」を表し、
敬虔な仏教国で寺院が多く、学校でも仏教の時間があり、男子は一生に一度は出家すること(小学生もいる)、
首都バンコクに巨大な金色の釈迦の像があることや
船で食べ物や生活用品を売る水上マーケットでにぎわうことなどを画像を見ながら学びました。
兵役もあることを知り、「タイに生まれたら男子はたいへんかも。」
次の時間はタイ料理の実習で、パッタイ(タイの焼きそば)と
タピオカ入りココナツ汁粉を2グループに分かれてつくりました。
パッタイは米粉でできた乾麺を水でもどし、
ミンチやニラ、もやしを入れタイの調味料のナンプラーやオイスターソースで味付けしたものです。
「わあ。うまそー。」「こんなん、まずいわけないやん。」という声が聞こえる中、
パッタイの調理中に麺が焦げ付きそうになり、急いでお水を入れる場面がありました。
分量を測っている時は、ナンプラーの独特のにおいがちょっときつそうでしたが、
中華鍋いっぱいの焼きそばがおいしそうに出来上がりました。
ココナツ汁粉は丸い粒のタピオカ(キャッサバという芋のでんぷん)を透明になるまで湯がき、
ココナツミルクと砂糖、牛乳、マンゴーを入れたデザートです。
パッタイと同時位に出来上がるようにするため、熱い鍋を何度も水で冷やしてココットに分けて仕上げました。
「ワァうまい!」「おいしい!」とパッタイをパクパク食べるこどもたち。
デザートはココナツミルクの味とタピオカのつるんとした食感が新鮮だけど、ちょっと甘めのお味でした。
どちらもそんなに難しくなくておいしいので、また家で作ってみてくださいね。
(M.Y)