韓国研修3日目、今日はソンミサンスクールとの交流です。
ホテルから地下鉄で移動。1日リーダーが経路を確認しながらみんなを先導してくれました。
アットホームなソンミサンスクール
最寄り駅まで迎えに来てくれた高校生と合流して、学校に到着です!ソンミサンスクールは小学生から高校生までが学んでいますが、今日は高校生と交流をします。
学校を案内してもらっていると、小学生たちのにぎやかな声も聞こえてきて、学校全体がアットホームな雰囲気。「なんだかこどもの森と似てる気がする」という人も。
魅せます!パフォーマンス披露
ハングルで名前を書いてもらい、それぞれに名札をつけて自己紹介しました。そして、昨日に続いて学校紹介と日本の文化紹介。
今日はさらにパフォーマンスも披露しました。まずはけん玉、みんなが見守る中で大技に挑戦。特技のペン回し、ここでも「おおっ」と歓声があがりました。最後にはKpopの歌を韓国語・英語を交えて歌いました。練習の成果もバッチリ、素敵な歌声でした。
高校生ってすごいなぁ…!
ソンミサンスクールの高校生からも学校紹介と、今自分たちが取り組んでいることを紹介してもらいました。高校生はいくつかの社会課題に向けたプロジェクトに分かれていて、掛け持ちなどもしながらプロジェクトを進めているそうです。
環境問題への取り組みや動物の保護活動、平和について学ぶワークショップ、学校の外へ積極的に出て活動していて、コミュニティと共同で行われるプロジェクトもたくさんあり、聞いているこどもの森の人たちからは、思わず「すごいなぁ…!」という言葉がもれていました。
高校生が社会貢献も視野に入れて、自ら動く姿に刺激を受けたのではないかと思います!
ソンミサンのまち歩き
学校でランチを食べた後は、ソンミサンのまちを案内してもらいました。
この地域にはソンミサン(ソンミ山)があり、自然豊かな場所でしたが、それを国が切り開こうとしたことがあり、それに反発した地域の人が一致団結して守ってきた、という歴史があります。ドキュメンタリーの映画にもなりました。その過程で、学校もでき、地域と連携し、学校という場所だけで学びが終わらない繋がりが生まれています。
プログラムを体験しよう!
その後は二つの体験プログラムに参加させてもらいました!どちらのプログラムも高校生達が今、取り組んでいるプロジェクトの一環としてあるもの。
こちらは野鳥のエサを作るプログラム。ソンミサンの自然保護の観点からこの活動を続けているそうです。
さつまいもやリンゴにピーナツバターを塗って、そこに穀物をつけ、木に吊るせるように紐をつけます。
こちらはシャンプーバーを作るプログラム。環境問題について考えている人たちがこういった活動を続けています。それぞれに色や匂いを決めて作りました。
ゼロウェイストショップが近くにあるということでそのお店へ!量り売りの商品やリサイクルできる仕組みなど、地域にこういったお店があることがとてもうらやましかったです~
最後のふりかえり 心あたたまる最後のふれあい
帰ってきてから今日のふりかえりを、高校生と交互に話しました。今日一日を一緒に過ごせたことがかけがえのない時間になりました。なかには日本語で話をしてくれる人もいて、「日本に来るときにはぜひこどもの森に来てね」と話していました。
最後に、お互いにおみやげを贈り合いました。ソンミサンスクールの人たちからは手作りのミサンガをいただきました。一人ひとりにつけてくれました。
ソンミサンスクールのみなさん、ありがとうございました!これからもつながっていきたい、とても素敵な学校でした。