今日は宝塚に住んでいる4年生の男の子のお家の近くへおでかけしました。
おでかけは、それぞれの子ども達が住む地域へみんなで行き、普段遊ぶ場所やお家の周りを紹介してもらい、
友達がどんな街で暮らしているかなどを知る一日です。
案内してくれる子は数日前から、電車の時間を調べたり、みんなを案内する場所の計画をしたり、と当日に向けて準備を進めてくれていました！
こどもの森学園から駅まで歩いて向かう途中は、
「あと○分で電車が来るよー。」
「後ろの子たちが来るまで待っておこう。」
と子ども達自身で声をかけあっている姿も目にとまりました。
北千里駅から電車で1時間ほど。
着いた先、宝塚駅は緑豊かで駅のすぐ近くに大きな川が流れるのどかな場所でした。
その川の土手でお昼ごはんをいただきました。
すると、川の対面にある大きなマンションに声が反射するのを発見した子ども達！
みんなで声を出し合い、やまびこのように声が響くのを楽しみながら、お昼の時間を過ごしました。
お昼ごはんを食べた後、子ども達は土手でかけっこをしたり、よく晴れたお天気のもと、
元気にかけ回っていました。すると、土手の急斜面を登りはじめた子ども達。
ロッククライミングのように見える坂をすいすいと、登っていきます。
最初はおそるおそる登っていた子も、友達に支えてもらったり足のかけ場を教えてもらったりしながら、最後には上まで登ることができました。
川を後にして、いよいよお家を目指して出発です。
長く続く坂に子ども達は、「毎日こんな坂を登ってるんやなー。」「体力あるなー。」と
坂をぐんぐん進む案内役のお友達に感心しきりでした。
途中で見晴らしのいい場所で休憩しながら、まだまだ坂を登っていきます。
そして到着してお家の方がお出迎えしてくださった時には、子ども達も笑顔になり疲れが吹き飛んだようでした。
みんなで集合撮影もしました。
帰り道にお家の近くの小さな公園に寄り、また元気いっぱい遊びます。遊具や木に登り夢中で遊ぶ子どもたちでしたが、帰りの電車の時間もしっかり覚えていて、声を掛け合いながら遊ぶことを、さくっときりあげて駅に向かって歩き始めました。こうして無事に駅に着くことができ、ぴったり予定の電車に乗ることができました。
おでかけでは、子ども達自身が計画を立て、当日の引率も行います。
駅では切符の買い方を分からない子に高学年の子が手助けをしたり
乗り換えの時にみんなが揃っているかを確認し、
自然と子ども達同士が声をかけあい助け合っている姿を見ることができました。
また普段学校で会っているお友達がどんな街で暮らしているのかなどを知り、
よりお友達を身近に感じたり、新しい一面を発見できたりする時間になると感じました。
楽しいおでかけの一日をありがとうございました！（R.T)
