最初に部屋に入ってきた人に“Hello! How are you today?”とたずねようとした矢先、
Ｓ君が急いで教室に入ってきて滑って転んでしまいました。
いすに座りながら打ったところを冷やしているＳ君を見て、
Ｔ君が「Ｓ君は今はこれやで、転んだから。」といって”
Sad”というカードを見せてくれました。
悲しいときは ”I’m sad.”
“How are you today? ” ”Fine?”と今度はＴくんにたずねると
”I’m hungry.”
“あ～ ”Not too bad.”
みんなのお気に入りの曲 ”～じゃなくってｏｏ”
（カタカナ英語をかっこよく英語にするチャンツ）を歌い終えたあと、
Ｔ君が 「このなかでなにがすき？」とスタッフにたずねたので、
アイスクリームの絵を指さしながら “I like ice cream.”と答えました。
すると、口々に大きな声で絵を順番に指さしながら
”I like chocolate！ I like pudding！ I like jelly！ I like ～“
と楽しそうに続けていきました。
もう一回歌いたいと言われ
”OK. One more. Let’s point.(オーケー。もう一回。絵を指さしてね。)
“Listen and repeat. (聞いてくりかえして)”と言いました。
部屋にあった英語の絵本を読みたいというＳ君の希望で
”Good Evening Dear Moon”(おつきさまこんばんは の英語版)をＣＤを聞きながら読みました。
「お月さまが暗い夜空を染めてのぼり始めたのに雲にかくれてしまいます。
でもそれは雲がお月さまとおはなしをしていたのでした・・・」という物語です。
静かに語りかけるような英語の響きでこどもたちはじっと聞き入っていました。
英語の音を耳をすませて聞き、声に出すという姿勢がこどもたちにしっかりそだっていると感じます。
