バービック(美容・理容室)見学


テーマ学習では、「おしごと」をテーマに取り組んでいます。
今日は、バービック(美容・理容室)さんの見学に行きました。
バービックさんは、チャリティカットなど、市民活動の応援に積極的なお店です。
取締役の坂東さんが、学習の意図を理解してくださり、お店でも初めての試みということでしたが、受け入れてくれました。
営業日でしたが、見学の1時間は貸切状態にしていただき、お店のお仕事、お仕事への思いなどのお話を聞きました。
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お店では、スタイリストのみなさんと、坂東さんが出迎えてくれ、まず最初に、受付を見せてもらいました。
受付では、パソコンでお客さんのデータを管理していること、カルテがあってお客さんの要望やお客さんとの会話などを記録していて、きめ細かなサービスができるようにしていることなどのお話を聞きました。
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次に、髪の毛を切るときのイスや、シャンプー台の説明をしてもらい、実際にボタンやペダルでイスの上げ下ろしを体験させてもらいました。
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次に、道具の説明をしてもらいました。はさみは、いろんな種類が何本もありました。1回買うと研いで一生使うそうで、はさみ1本5万円ぐらいするそうです。
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続いて、日ごろ見ることのできないバックヤードを見せてもらいました。蒸しタオルや毛染めの薬などが保管されていました。
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スタイリストのみなさんが、レッスンでつかうマネキンも見せてもらいました。お客さんが帰った後、技術を磨くために、練習をしているそうです。実際の人毛を使っているとのことでした。
「こんなん夜見たら、こわいよな~」と子どもたちが言うと、
「みんな、家でも練習するから、家の押入れの中に20個ぐらいは持ってんねんで~」とのお話でした。
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その後、坂東さんからお店の理念のお話をききました。
かなりの数の美容室・理容室があり、競争が激しいので、しっかりした考え方をもってやっていかないといけないので、バービックさんでは、「協育」ということを考えているというお話でした。
協には、3つの力があり、スタイリスト、お店、お客さま(地域)の力で、ともに育っていきたいと思っているそうです。
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最後に、ブローとシャンプーの体験をさせてもらいました。
シャンプーは、いろいろと手順があって、子どもたちもむずかしそうでした。
スタイリストのお仕事は、下積みが長く、お客さんのシャンプーができるまで2~3ヶ月程度、お客さんの髪の毛を切れるようになるまで、5~6年はかかるそうです。
スタイリストのみなさんから、「お客さんに喜んでもらえるときが、うれしい。どうすれば、喜んでもらえるようになるのか努力しています。」というお話を聞きました。
ただ、髪の毛を切るだけでなく、お客さんに満足してもらうために心を配られていることがよくわかりました。
子どもたちも、一人ひとりのお客さんの要望に応えようと努力されるみなさんに接して、学ぶところも多かったと思います。体験もさせていただいたので、「とても楽しかった~」と言っていました。
バービックのみなさん、ありがとうございました。