放課後の学習


 2学期も終わりに近づき、18日から短縮授業になりました。
 最近、放課後に学校に残って、遊んだり、作業していく子が多いのですが、今日は、高学年の女の子二人が、「今月の目標が終わってないから・・・」と、ことばとかずの学習を残ってしていました。
 毎月、ことばとかずの学習の範囲と量を「毎月の目標」として決めて、自分で調整しながら、その月の間に決めた学習をやっていきます。
 二人は、12月の目標として決めたことが終わっていないということで、自主的に放課後に学習していたのです。
 
 指示待ちの子が多いと言われる中、こどもの森では、大人に相談する子はいても、大人の指示を待っている子、指示がないと動けない子はいません。
 自分の生活も、自分の学習も、決めてやっていくのては、自分自身だということをよく知っています。
 こどもの森では、自分の学習に対する責任をこども自身がもっているのです。
 「そんなこと、こどもができるんですか?」とたまに聞かれることがありますが、こどもというのは、自分の気持ち、意思決定が大切にされる環境の中で学んでいくと、その辺の大人たちよりも、はるかに立派に自分の意思で自分の責任を果たそうとします。